佐藤次高 /著   -- 岩波書店 -- 2008.12 -- 20cm -- 241,58p

資料詳細

タイトル 砂糖のイスラーム生活史
著者名等 佐藤次高 /著  
出版 岩波書店 2008.12
大きさ等 20cm 241,58p
分類 588.1
件名 砂糖-歴史 , イスラム圏-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1942年神奈川県生まれ。68年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学文学部教授をへて、現在、早稲田大学文学学術院教授、イスラーム地域研究機構長、(財)東洋文庫研究部長。アラブ・イスラーム専攻。2006年からNIHUプログラムイスラーム地域研究を主宰。
内容紹介 膨大な史料を駆使して、イスラーム世界における砂糖きび栽培、砂糖生産と交易、政治権力の関与などを解明。ひとつの「もの」を通して描くユニークなイスラーム社会史であり、砂糖の世界史に新しい知見を提供する書。
要旨 現代人の食生活に欠かすことのできない、砂糖。砂糖きびを原料とするその製法は、後一世紀に北インドで始まり、その後、東西世界へと広まった。中東イスラーム世界からヨーロッパへと伝えられた砂糖が、のちに世界史を動かす一大商品になることは、あまりにもよく知られている。では、砂糖はイスラーム世界でいかに普及し、またいかなる役割を果たしたのだろうか。本書は、この重要な問いに答えるため、膨大なアラビア語史料を駆使して、砂糖きび栽培、砂糖生産と交易、政治権力の関与、医学・食との関わり、などを解明する。ひとつの“もの”を通してえがくイスラーム社会史であり、従来の「砂糖の世界史」に新局面をひらく貴重な実証研究である。
目次 第1章 砂糖生産のはじまりと拡大;第2章 赤砂糖から白砂糖へ―製糖の技術;第3章 ラクダと船に乗って―商品としての砂糖;第4章 砂糖商人の盛衰;第5章 薬としての砂糖;第6章 砂糖と権力―賜り品と祭の品;第7章 食生活の変容
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023023-0   4-00-023023-9
書誌番号 1108093623

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 588.1/31 一般書 利用可 - 2041850844 iLisvirtual
公開 Map 588 一般書 利用可 - 2042077723 iLisvirtual