王朝文学史序説 --
鈴木日出男 /著   -- 岩波書店 -- 2012.11 -- 22cm -- 355p

資料詳細

タイトル 連想の文体
副書名 王朝文学史序説
著者名等 鈴木日出男 /著  
出版 岩波書店 2012.11
大きさ等 22cm 355p
分類 910.23
件名 日本文学-歴史-平安時代 , 文体
著者紹介 1938年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。成城大学教授、東京大学教授、成蹊大学教授を歴任。現在、東京大学名誉教授。専攻、古代日本文学。著書に、新日本古典文学大系19-23「源氏物語1-5」ほか。
内容紹介 王朝人にとって自らの思考や感情を仮名の文章で書き表すことは、いかなる営為であったのか。歌言葉の連想を基盤に、王朝の散文表現はいかにして獲得されたのか。連想の文体という観点から、王朝文学史を捉え直す。
要旨 王朝人にとって自らの思考や感情を仮名の文章で書き表すことは、いかなる営為であったのか。時代の表現様式に抗いつつ、人びとは自己表出としての言語表現のあり方を模索していた。歌言葉の連想に依拠しながらも、独自の批評を加えることによって新しい散文表現を獲得した『枕草子』をはじめ、連想の文体という観点から王朝文学史を捉え直す。
目次 第1篇 文学史における文体(文学史における文体;歌言葉の文体;“ものづくし”の文芸;女流文学の担い手;女流文学の和歌と散文);第2篇 『枕草子』の方法と文体(作品の形態;清少納言のこと;類聚章段;日記回想章段;場と場面;『枕草子』の精神と文体);第3篇 日記文学への断章(『土佐日記』―詩と批評;『蜻蛉日記』―自己認識の文体;『紫式部日記』―複眼的な文体;『和泉式部日記』―共感の歌;『更級日記』―回想の時間)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025660-5   4-00-025660-2
書誌番号 1112089275
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112089275

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中央 書庫 910.2/5297 一般書 利用可 - 2049984343 iLisvirtual