星海社新書 --
原田実 /著   -- 星海社 -- 2016.2 -- 18cm -- 188p

資料詳細

タイトル 江戸しぐさの終焉
シリーズ名 星海社新書
著者名等 原田実 /著  
出版 星海社 2016.2
大きさ等 18cm 188p
分類 385.9
件名 礼儀作法 , 日本‐風俗‐歴史‐江戸時代
注記 文献あり
著者紹介 1961年広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。歴史研究家。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS会員。日本でも数少ない偽史・偽書の専門家。著書「江戸しぐさの正体」。
内容紹介 「江戸しぐさ」は、芝三光という人物が“創作”したマナー集とでもいうべきもので、今や文部科学省や学校教育までも汚染してしまった…。「江戸しぐさ」の普及史を辿りつつ、その「終焉」に至る道筋を提示する。
要旨 「江戸しぐさ」は、芝三光という人物が、一九七〇年代以降に“創作”したマナー集とでもいうべきものである。そのネーミングとは裏腹に、実際の江戸時代の風俗とはまったく関わりがなく、西洋風マナーの焼き直しや、軍国主義教育の残滓まで含んだ紛いものである。その「江戸しぐさ」は今や、芝の系譜を引く普及団体のコントロール下を離れ、文部科学省や学校教育までも汚染してしまった。我々はどうして、この「作られた伝統」の普及を許してしまったのか。果たして、社会の隅々に拡散してしまった「江戸しぐさ」を終わらせることは可能なのか。本書では、「江戸しぐさ」の普及史を辿りつつ、その「終焉」に至る道筋を提示する。
目次 第1章 「江戸しぐさ」とは何か;第2章 「江戸しぐさ」の推進の歴史―提唱者・芝三光から文部科学省まで;第3章 「親学」の正体;第4章 「江戸しぐさ」をめぐる風向きの変化;第5章 弱体化する推進団体;第6章 「江戸しぐさ」問題の責任;終章 「江戸しぐさ」の終焉
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-138582-5   4-06-138582-8
書誌番号 1113352290
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113352290

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