『デカルト的省察』研究 -- 西洋思想叢書 --
工藤和男 /著   -- 晃洋書房 -- 2001.02 -- 22cm -- 270,18p

資料詳細

タイトル フッサール現象学の理路
副書名 『デカルト的省察』研究
シリーズ名 西洋思想叢書
著者名等 工藤和男 /著  
出版 晃洋書房 2001.02
大きさ等 22cm 270,18p
分類 134.9
件名 現象学
個人件名 フッサール エトムント
内容 文献あり 索引あり
要旨 本論考の特徴は、『デカルト的省察』を一つの完結した全体として読み解くことである。全集第一巻に収録された『デカカルト的省察』は、フッサールがほぼ二カ月で一気に書き上げ、ひとまず完結した著作と認めたものであり、むしろその思索のまとまりがフッサールの意図の一貫性を明瞭に示していると判断するからである。本書の執筆に当たって自らに課したのは、自分の解釈に都合の悪い部分を素通りする逃避を自分に禁じて、ともかくこの著作全体を貫くフッサールの意図を確定することであった。改めて確認できたのは、フッサールは驚くほど綱領的に一貫しており、しかも他の著作とも整合的に思索している、ということである。本書の題を少々大仰に『フッサール現象学の理路』とした所以である。
目次 第1章 現象学の理念と方法(デカルトから受け継ぐべきもの;明証という方法理念 ほか);第2章 エゴの自己構成、世界と自我(エゴの解明という課題;意識の相関的研究 ほか);第3章 相互主観的世界の構成(相互主観性論の構想と射程;他ナルエゴおよび共通の自然の構成 ほか);第4章 根拠づけの現象学的理念(超越論的解明の必当然性;フィンク『第六省察』の問題提起 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7710-1211-3
書誌番号 1101005062
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1101005062

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 134.9/281 一般書 利用可 - 2023889962 iLisvirtual