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【図書】
宮本武蔵『五輪書』の哲学
前田英樹
/著 --
岩波書店 -- 2003.3 -- 20cm -- 179p
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資料詳細
タイトル
宮本武蔵『五輪書』の哲学
著者名等
前田英樹
/著
出版
岩波書店 2003.3
大きさ等
20cm 179p
分類
789.3
著者紹介
1951年生まれ。立教大学文学部教授。フランス文学・思想を専攻。著書に「沈黙するソシュール」「記憶と生」「小林秀雄」「セザンヌ画家のメチエ」など多数。「新陰流・武術探求会」主宰。
内容紹介
今、なぜ宮本武蔵を論ずるのか。屈指の新陰流の使い手にして現代思想の論客たる著者が、「五輪書」のことばと表現に寄り添い、その世界を平明に自在に読み解き、武蔵の希有なる独創を紡ぎ出していく。
要旨
『五輪書』は戦国時代の百年を経ての近世初頭に屹立する難読の書として知られる。しかし、今、なぜ宮本武蔵を論ずるのか。「大きなる兵法」者の戦いの場で「勝ち」を収めることが、我々の日々の「常の身」の処し方とどのように繋がるのか。新陰流の屈指の剣の使い手にして現代思想の論客たる著者は、『五輪書』のことばと表現にぴたりと寄り添い、この世界を平明に自在に読み解き、武蔵の「工夫」を現代に樹ててゆく。そして、武蔵の思想が懐に孕む、せめぎ合うアポリアの場をプラグマティズムの哲学の地平に据え、「物事の景気」「実践」「道具」などのキーワードをてこに、この「実の道を行く」哲学を先鋭に論じる。
目次
第1講 武蔵という人(武蔵論争;吉川英治の参戦 ほか);第2講 武蔵の方法(上泉伊勢守と“流儀”;上泉伊勢守の無敵伝説 ほか);第3講 武蔵の剣(二刀について;「吊り腰」の教え ほか);第4講 実の道を行く(武蔵と宗矩;「独り太刀をとって」 ほか)
ISBN(13)、ISBN
4-00-002203-2
書誌番号
1103022283
URL
https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103022283
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所蔵
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所蔵館
所蔵場所
別置
請求記号
資料区分
状態
取扱
資料コード
中央
1階ポピュラー
Map
789.3
一般書
利用可
-
2028963834
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