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【図書】
童貞としての宮沢賢治
ちくま新書
--
押野武志
/著 --
筑摩書房 -- 2003.4 -- 18cm -- 221p
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資料詳細
タイトル
童貞としての宮沢賢治
シリーズ名
ちくま新書
著者名等
押野武志
/著
出版
筑摩書房 2003.4
大きさ等
18cm 221p
分類
910.268
件名
性
個人件名
宮沢賢治
注記
文献あり
著者紹介
1965年山形県生まれ。山形大学人文学部卒。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。広島文教女子大学短期大学部講師を経て、現在、北海道大学大学院文学研究科助教授。専攻は日本近代文学。著書に「宮沢賢治の美学」ほか。
内容紹介
賢治は生涯独身を貫いた。他者との関係を自ら断ってゆくその姿は、現代の様々なコミュニケーション障害にもつながる。まったく新しい宮沢賢治の世界を俯瞰する、挑戦的な1冊。
要旨
宮沢賢治は生涯独身を貫いた。それを自己犠牲による高邁な思想と捉えず、彼の作品を性的妄想がうずまく不純な産物として読みなおすと、これまでとは違う賢治像に出会える。「童貞」として、他者との関係を自ら断っていく賢治の生き方は、現代のさまざまなコミュニケーション障害の病につながり、また絶対的な他者との同一化を目指すテロリズムの思想にも親和性をもつ。まったく新しい宮沢賢治の世界を俯瞰する、挑戦的な一冊。
目次
第1章 童貞がなぜ問題にされるのか―性の科学の時代;第2章 文学者たちはいかに性欲と戦ったのか―文学の中の性;第3章 賢治は童貞者たらんと欲したのか―賢治童貞伝説再考;第4章 賢治の恋愛観の基底には何があるのか―性的な身体への嫌悪;第5章 テロリストはオナニストか―賢治とナショナリズム;第6章 賢治は私たちを癒してくれるのだろうか―賢治と現代のコミュニケーションの病;第7章 無償の行為とは何か―賢治の贈与論
ISBN(13)、ISBN
4-480-06109-6
書誌番号
1103025038
URL
https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103025038
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所蔵
所蔵は
1
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所蔵館
所蔵場所
別置
請求記号
資料区分
状態
取扱
資料コード
中央
書庫
910.2/5140
一般書
利用可
-
2029144039
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