集英社新書 --
井上恭介 /著   -- 集英社 -- 2003.7 -- 18cm -- 185p

資料詳細

タイトル ヒロシマ-壁に残された伝言
シリーズ名 集英社新書
著者名等 井上恭介 /著  
出版 集英社 2003.7
大きさ等 18cm 185p
分類 210.75
件名 太平洋戦争 , 原子爆弾-被害
著者紹介 1964年生まれ。87年東京大学法学部卒、NHK入局。静岡放送局、報道局番組部等を経て、広島放送局報道番組ディレクター。NHKスペシャル「故宮」、「ポル・ポトの悪夢」を制作。共著書「故宮」「なぜ同胞を殺したのか」がある。
内容紹介 被爆直後に人々が書き残した伝言が、小学校の剥げ落ちた壁の奥から発見された。安否を尋ね、消息を知らせる短い言葉から浮かびあがる「あの日」。そして長い年月を経て伝言と直に向き合う縁者たちの戦後。
要旨 広島市の小学校の、剥げ落ちた壁の奥に、白墨で書かれた伝言が見つかった。それはかつて原爆資料館にも展示されていた菊池俊吉氏撮影の「被爆の伝言」写真の、その原物が、二〇世紀の末になって再び人々の前に現れた奇跡の瞬間だった。著者はNHK広島放送局のディレクターとして取材を始める。一九四五年八月、辛うじて倒壊をまぬがれた袋町国民学校は、被災者の救護所として使用された。安否をたずね、消息をしらせる短い伝言。長い年月を凌いできた縁者が、初めて直に伝言に向き合う一瞬。半世紀を経て蘇る「あの日」。覇権とテロのせめぎあう時代に、改めてヒロシマを問う。
目次 序章 重なった奇跡;第1章 写真家が見たヒロシマ;第2章 幻の姉に出会えた;第3章 児童を殺した教師たち;第4章 新発見、迷路をたどるように;第5章 親と子;第6章 伝言との対面;第7章 そして残されたもの;終章 テロと戦争の時代に;あとがき 三年後の出来事
ISBN(13)、ISBN    4-08-720192-9
書誌番号 1103051661
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103051661

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