交差する1848 49年革命研究と市民社会論 --
村上俊介 /著   -- 御茶の水書房 -- 2003.7 -- 23cm -- 299,31p

資料詳細

タイトル 市民社会と協会運動
副書名 交差する1848 49年革命研究と市民社会論
著者名等 村上俊介 /著  
出版 御茶の水書房 2003.7
大きさ等 23cm 299,31p
分類 362.06
件名 市民社会 , 社会運動-ドイツ-歴史 , 三月革命
注記 文献あり 索引あり
要旨 「市民社会」が多様なスペクトルで、したがって錯綜する市民社会概念によって論じられる今日、本書は日本とドイツにおける市民社会論を概観し、市民社会とは、「労働に基づく所有」を体現した諸個人の生産・交換(=分業)関係として、またその社会的審級においては近代に固有な「自由な諸個人のアソシエーション」として定置する。そしてこの関係概念としての市民社会の歴史具体的展開を、ドイツにおける1848/49年革命を担うに至る「協会」組織(Vereinwesen)の中に見ることによって、市民社会概念をより明確化しつつ、現在と将来に市民社会論がいかなる「意味」・「価値」を持ちうるのか、本書はその可能性を問う試みである。
目次 第1章 日本における市民社会論―一九七〇年代を中心に(平田市民社会論における歴史認識;望月市民社会論の胚胎過程 ほか);第2章 ドイツにおける市民社会論の現在(日本における市民社会論の系譜;ドイツにおける市民社会論の現状 ほか);第3章 揺籃期のドイツ自由主義・民主主義と協会運動(自由主義の変遷;市民社会としての協会 ほか);第4章 ザクセンにおける一八四八/四九年革命と協会運動―一八四九年五月蜂起を中心に(三月前期のザクセン;一八四八/四九年革命の中のザクセン ほか);第5章 一八四八/四九年革命と現代ドイツ(「自由への出発」としての一八四八/四九年革命?;「未完のプロジェクト」としての一八四八/四九年革命 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-275-01985-7
書誌番号 1103053360
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103053360

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 362.0/25 一般書 利用可 - 2029844375 iLisvirtual