日本史リブレット --
水本邦彦 /著   -- 山川出版社 -- 2003.7 -- 21cm -- 99p

資料詳細

タイトル 草山の語る近世
シリーズ名 日本史リブレット
著者名等 水本邦彦 /著  
出版 山川出版社 2003.7
大きさ等 21cm 99p
分類 612.1
件名 日本-農業-歴史-近世
注記 文献あり
著者紹介 1946年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻、日本近世史。現在、京都府立大学文学部教授。主要著書「近世の村社会と国家」「近世の郷村自治と行政」「京都府の歴史」「絵図と景観の近世」「京都と京街道」。
内容紹介 近世は人と自然の関係史にとって大きな転換点だった。なかでも森林は高地開発の対象となり、木材は最重要な資源のひとつだった。人間は自然に対し、どのような働きかけを行ってきたのか、人間と山野の関わりを探る。
要旨 山野と人との交わりは、人類発生以来のものでした。日本の歴史にあっても、縄文人と落葉広葉樹の森、古代や近世の大都市建設と山林伐採、中世山岳仏教の展開、杣人や木地屋と林産資源など、多くのテーマがすぐに浮かびます。一八九〇年代に始まる日本の産業革命も、薪や木炭が重要なエネルギー源でした。本書は、そうした山野と人との関わりを、江戸時代の場面で眺めます。稲作農業が満面開花したこの時代、人は生業を通じて山野と深いつながりを持ち、全国の山々はどこも人の姿で満ち溢れていたのでした。
目次 人間と山野の関わり;1 野火と草山;2 草山の景観;3 草肥農業;4 山論・牛馬・新開;5 土砂災害と土砂留;自然と人類史の相関構造
ISBN(13)、ISBN    4-634-54520-9
書誌番号 1103054653
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103054653

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 612.1/220 一般書 貸出中 - 2029853838 iLisvirtual