「西欧近代」再考 -- PHP新書 --
佐伯啓思 /著   -- PHP研究所 -- 2003.10 -- 18cm -- 269p

資料詳細

タイトル 人間は進歩してきたのか
副書名 「西欧近代」再考 現代文明論
シリーズ名 PHP新書
著者名等 佐伯啓思 /著  
出版 PHP研究所 2003.10
大きさ等 18cm 269p
分類 309.02
件名 社会思想-歴史-近代
注記 文献あり
著者紹介 1949年奈良県生まれ。東京大学経済学部卒。同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。滋賀大学経済学部教授などを経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は社会経済学、社会思想史。
内容紹介 西欧近代とは何か。人類が獲得した果実ははたして「進歩」だったのか。ホッブズ、ルソー、ウェーバーなど、近代を決定づけた西欧思想を問い直し、現代文明の本質と危うさに真っ向から迫る新しい文明史観。
要旨 「西欧近代とは何か?」だれもが疑わなかった理想社会に齟齬が生じはじめた。その現実を前に、再認識を余儀なくされている「近代」の意味。自由、平等、民主主義、市場経済…アメリカが掲げる輝かしい「文明」は、同時に形式的な官僚主義、空虚なニヒリズムを生み出した。信ずべき確かな価値を見失い、茫然自失する私たち。人類が獲得した果実ははたして「進歩」だったのか。ホッブズ、ルソー、ウェーバーなど、近代を決定づけた西欧思想を問いなおし、現代文明の本質と危うさに真っ向から迫る新しい文明史観。
目次 第1章 文明の捉え方―進歩の思想と文明の衝突;第2章 「確かなもの」の探求―西欧近代の成立;第3章 「近代国家」とは何か―ホッブズの発見;第4章 「人民主権」の真の意味―ホッブズからルソーへ;第5章 フランス革命とアメリカ独立革命―異質な近代革命;第6章 個人主義の起源―マックス・ウェーバーと西欧近代;第7章 不安な個人の誕生―合理主義の行方;第8章 西欧進歩主義の壁―ニヒリズムの時代へ
ISBN(13)、ISBN    4-569-63188-6
書誌番号 1103076135
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103076135

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