古代史の騙りごととマツリゴトの今昔 --
沢史生 /著   -- 彩流社 -- 2003.11 -- 21cm -- 374p

資料詳細

タイトル 常陸国河童風土記
副書名 古代史の騙りごととマツリゴトの今昔
著者名等 沢史生 /著  
出版 彩流社 2003.11
大きさ等 21cm 374p
分類 291.31
件名 茨城県-紀行・案内記
注記 文献あり
要旨 「河童はいます」「見える人には見えます」と、牛久沼の住人、小川芋銭翁は呟いた。その芋銭翁が描ける河童像には「誰が識る、いにしえ人の竜を画ける心」の画賛がある。「なぜ河童を描くのか」と訊かれ、芋銭翁が答えた言葉だという。芋銭の熱い想いに触発された稲毛・晦妖坊、香取・天真坊、大和・八丁坊なる自称三匹の老耄カッパが河童と竜、河童と神々のルーツを探るべく旅に出た。これは『常陸国風土記』という〓歌のふるさとを舞台に、三匹の河童が綴った奇態きわまる道中記、珍妙なる急ぎ旅の点描である。
目次 第1部 鹿島大神と要石(天離る宮処を遠み;〓歌のふるさとへ;手子姫の社に立つ ほか);第2部 霞ヶ浦湖畔の河童流亡(化蘇沼神との対面;春立ちぬ;神崎のナンジャモンジャ ほか);第3部 渚に砕けた神々(いわき・沼ノ内の弁天様;波立薬師での馬鹿っ話;弟橘媛に化けた天妃さん ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-88202-854-9
書誌番号 1103093507
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103093507

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