20世紀に見失われたガウディの思想 --
松倉保夫 /著   -- 南風舎 -- 2003.11 -- 22cm -- 253p 図版16枚

資料詳細

タイトル ガウディの装飾論
副書名 20世紀に見失われたガウディの思想
著者名等 松倉保夫 /著  
出版 南風舎 2003.11
大きさ等 22cm 253p 図版16枚
分類 523.36
件名 装飾
個人件名 ガウディ,アントニ
著者紹介 1919年東京生まれ。44年九州帝国大学理学部卒。68年九州芸術工科大学教授。83年同大学定年退職。89年神戸芸術工科大学教授。96年同大学退職。2002年逝去。著書「NHK日曜美術館第5週」「ガウディの設計態度」「ガウディニスモ」。
内容紹介 ガウディの建築思想は20世紀が終わった現在でも、依然として漠然としている。本書では、彼が建築学校を卒業したばかりの26歳の頃のノートを解読し、その建築思想を解明する。
目次 第1章 若きガウディの心をとらえた、ゴシック建築の独創性と合理性、および12世紀のパリ周辺の自由都市に大聖堂が建設されるまでの社会の変化(ゴシック大聖堂が建設される以前のカペー王朝のわずかな領土と、その拡大;中世、北フランスの自由都市に起きた領主との争いと、その自由都市に建てられたゴシック大聖堂建設の年代表;カペー王朝の経済を安定させ、ゴシック大聖堂の原型をつくったサン=ドニ修道院長、後のルイ七世の摂政、シュジェールの活躍);第2章 “ガウディの装飾論”の四つの基本的思想((アルハンブラ宮殿やゴシック建築に見られる)構造と装飾との一体化とオーダーの否定;統一;エッシェル ほか);第3章 ガウディの作品に表れた“ガウディの装飾論”の思想(失われた学生ガウディの「フィラデルフィア万博スペイン館」の設計図;ガウディがめざした聖堂や建築の、総合と統一;“ガウディの装飾論”に表れるパリ・オペラ座設計コンクールは、当時のフランス建築界の二大建築思想の論争の場であった);第4章 “ガウディの装飾論”の訳と解説;論考(ガウディの椅子;“ガウディの装飾論”はヴィオレ=ル=デュックの著書をまとめたものである ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7824-0309-7
書誌番号 1103096048
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103096048

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