その“生”と周辺 --
日向康 /著   -- 岩波書店 -- 2003.12 -- 20cm -- 367p

資料詳細

タイトル 田中正造を追う
副書名 その“生”と周辺
著者名等 日向康 /著  
出版 岩波書店 2003.12
大きさ等 20cm 367p
分類 289.1
個人件名 田中正造
著者紹介 1925年生まれ。作家。1979年「果てなき旅」で第6回大仏次郎賞受賞。他に「田中正造ノート」「松川事件謎の累積」「非命の譜:神戸・堺浦両事件顛末」「林竹二・天の仕事」「オレンジ色の斜光」などの著作がある。
内容紹介 田中正造のイメージは、その多彩な思索へと研究関心が深まる中で、大きく変貌しつつある。本書では、周辺の人物の分析から正造を再照射し、新たな田中正造像形成に至る道筋を解読。社会派作家が精魂を傾けた力作。
要旨 反公害運動の先駆者として登場した田中正造のイメージは、その自然観、宗教観や憲法観などへと研究関心が拡がるなかで、大きく変貌しつつある。本書は木下尚江、島田宗三をはじめとする周辺の人物の分析から正造を再照射し、新たな田中正造像形成にいたる道筋を解読しようと試みる。社会派作家による十数年の研究の総仕上げ。
目次 1 田中正造像形成譜(小中村における田中正造;島田宗三作成資料のことなど―布川了氏の所論に触れて ほか);2 田中正造周辺稿(赤尾小四郎・清三郎・豊三;「「市造と市蔵」考」を補う ほか);3 諸論稿への考察―後代のために(様ざまな田中正造“研究”;「様ざまな田中正造“研究”」補稿 ほか);4 彫琢・田中正造(田中正造、「府県会規則の改正を遂げたり」;「人、国を亡ぼすは常なり」―田中正造素描 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-00-023758-6
書誌番号 1104000250
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104000250

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