忘れられたパンデミック --
アルフレッド・W.クロスビー /〔著〕, 西村秀一 /訳   -- みすず書房 -- 2004.1 -- 22cm -- 420,55p

資料詳細

タイトル 史上最悪のインフルエンザ
副書名 忘れられたパンデミック
著者名等 アルフレッド・W.クロスビー /〔著〕, 西村秀一 /訳  
出版 みすず書房 2004.1
大きさ等 22cm 420,55p
分類 493.87
件名 インフルエンザ-歴史
注記 America’s forgotten pandemic./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【クロスビー】1931年ボストン生まれ。ワシントン州立大学、テキサス大学をはじめ、イェール大学、ハワイ大学、ヘルシンキ大学などで教鞭を執りつつ研究に従事。テキサス大学教授退官後の現在も精力的に研究・執筆活動を続けている。専門はアメリカ史、地政学、生態学的歴史学。
内容紹介 社会・政治・医学史にまたがるこの史上最大規模の疫禍の全貌を初めて明らかにした感染症学・疫病史研究の必読書。アメリカでは1976年から現在まで版を重ね続けている書。
要旨 少なく見積もっても2500万人以上の死者を出したといわれる、1918‐1919年のインフルエンザ(通称「スペインかぜ」)。本書は社会・政治・医学史にまたがるこの史上最大規模の疫禍の全貌を初めて明らかにした感染症学・疫病史研究の必読書であり、アメリカでは1976年から現在まで版を重ね続けている。この中で著者は、世界情勢と流行拡大の関連のようなマクロな事象から一兵卒の病床の様子まで、当時の記録を丹念に掘り起こす。特に大都市での流行(第六章、第七章に詳説)が「グランギニョール的カオス」に至る様は、読者のこの病への畏怖を新たにさせずにはいられない。しかしインフルエンザの真の恐ろしさは、罹患者数の莫大さによって実はけっして少なくない死者数が覆い隠され、「みんなが罹り誰も死なない」病として軽んじられることにあると著者は警告する。もしウイルスが例年以上に感染力や毒性の激烈なものへと悪性化したら?実際、インフルエンザのパンデミック(汎世界的大流行)は大震災に似て、人類の歴史上数十年の間隔を置いて繰り返しているという。来るべきパンデミックに備え、改めて史上最悪のインフルエンザの記憶をたどり、社会あるいは個人レベルの危機・
目次 第1部 スパニッシュ・インフルエンザ序論(大いなる影);第2部 スパニッシュ・インフルエンザ第一波―1918年春・夏(インフルエンザウイルスの進撃;3か所同時感染爆発―アフリカ、ヨーロッパ、そしてアメリカ);第3部 第二波および第三波(注目しはじめたアメリカ;スパニッシュ・インフルエンザ、合衆国全土を席巻 ほか);第4部 測定、研究、結論、そして混乱(統計、定義、憶測;サモアとアラスカ ほか);第5部 結び(人の記憶というもの―その奇妙さについて)
ISBN(13)、ISBN    4-622-07081-2
書誌番号 1104003321
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104003321

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保土ケ谷 公開 Map 493.8 一般書 利用可 - 2037356916 iLisvirtual