ニコール・クラウス /著, 坂本憲一 /訳   -- アーティストハウス -- 2004.9 -- 19cm -- 318p

資料詳細

タイトル 2 3の不在
著者名等 ニコール・クラウス /著, 坂本憲一 /訳  
出版 アーティストハウス 2004.9
大きさ等 19cm 318p
分類 933
注記 Man walks into a room./の翻訳
著者紹介 【クラウス】スタンフォード大学卒。詩人・作家。「ニューヨーク・タイムズ」「ロサンゼルス・タイムズ・ブックレヴュー」「パルチザン・レヴュー」にて文芸批評を寄稿。「イェール大学若い詩人賞」で最終選考に残る。「ロサンジェルス・タイムズ文学賞」の最終候補となる。
内容紹介 ひとりの男がラスヴェガス郊外のネヴァダ砂漠で発見される。サムソン・グリーン、36歳。コロンビア大学教授で妻帯者。8日前から行方不明だった彼には、12歳までの記憶しかなかった…。
要旨 ひとりの男が、ラスヴェガス郊外のネヴァダ砂漠で発見される。所持していたカードから、男はサムソン・グリーン、36歳、コロンビア大学の英文学教授で、8日前から行方不明になっていたことが判明した。その後、病院で脳にサクランボ大の腫瘍があることが見つかり、手術の結果、サムソンの過去24年間の記憶は失われ、12歳までの記憶しか残らなかった…。ニューヨークの自宅に戻ったサムソンは、愛していたはずの妻、情熱を傾けてきた仕事、そして自身の人生、彼を取り巻く世界そのものから取り残されてしまった疎外感に苦しむ。そんな折り、レイ・マルコムと名乗る科学者から、ネヴァダ砂漠の研究所での脳医学実験に参加しないかと声をかけられる。ニューヨークでの孤独な生活から逃れ、だれも自分を知らない地での新生活に賭けようとするサムソンとは対照的に、妻アンナは、自分の愛した夫がもう二度と戻らないのではないかと危惧を強めてゆく。人は愛の記憶なしに、だれかを愛することができるのだろうか?空白の記憶をかかえた男の絶望と再生をとぎすまされた文体で描く、米文学界期待の大型新人のデビュー小説。
ISBN(13)、ISBN    4-04-898182-X
書誌番号 1104063724
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104063724

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中央 書庫 933/10170 一般書 利用可 - 2032632354 iLisvirtual