前略。「ぼく」としか言えないオジさんたちへ -- 新書y --
金原瑞人 /著   -- 洋泉社 -- 2004.10 -- 18cm -- 221p

資料詳細

タイトル 大人になれないまま成熟するために
副書名 前略。「ぼく」としか言えないオジさんたちへ
シリーズ名 新書y
著者名等 金原瑞人 /著  
出版 洋泉社 2004.10
大きさ等 18cm 221p
分類 367.6
件名 青年
著者紹介 1954年岡山生まれ。法政大学大学院英文学科博士課程修了。翻訳家。法政大学社会学部教授。エスニック文学、マイノリティ文学、児童文学などを講じ、担当する創作ゼミから3人の若手作家を輩出している。
内容紹介 ヤングアダルト文学、現代の若者文化、その断絶と連続…。「ぼくたち」を条件づけている社会環境から若者に対する視線を取り出し、大人になれないことを許容したまま、成熟の道を探る。
要旨 三十を過ぎた、いい大人がなんで「ぼく」なんだ!?こんな言い方が喝采を浴びることがある。しかし、本当にそう言えるのか。「ぼく」たちは、逆に「大人になれない大人」にとどまるべきではないのか。団塊の世代にはじまる世界的な「若者の時代」を復習し、若者に“No”と言って、事足れりとするのではなく、自らの「子ども大人」性を自覚した嘘のない生き方をめざす。ヤングアダルト文学、現代の若者文化、その断絶と連続…「ぼくたち」を条件づけている社会環境から若者に対する視線を取り出し、大人になれないことを許容したまま、成熟の道を探れ!あらゆる両義性を引き受ける、ポップで少しだけ重い人生論。
目次 序章 あのころから、誰もが子どものままで生きてきた(若者批判は、大人たちの定番である;「ぼやき」に、若者への連帯感を込めた時代があった ほか);第1章 若者層の登場と、五〇年代アメリカ文化(若者は不格好だった;『ライ麦畑でつかまえて』は、半世紀前の話である ほか);第2章 連続と断絶/ヤングアダルトとは何か(『アウトサイダーズ』の登場;断絶と連続の狭間で生まれた、奇妙な明るさについて ほか);第3章 日本の若者層の誕生と挫折(若者の自己肯定がもつ明るさについて;片務的な影響が生んだ戦後日本のキッチュな面白さ ほか);終章 大人になれないまま成熟するために(教養とは何か;崩壊ではない。単なる多様化だった ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-89691-856-8
書誌番号 1104072940
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104072940

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 367.6 一般書 利用可 - 2032815742 iLisvirtual
磯子 公開 Map 367.6 一般書 利用可 - 2032847725 iLisvirtual