男の家、女の家、性別のない部屋 -- 集英社新書 --
西川祐子 /著   -- 集英社 -- 2004.10 -- 18cm -- 222p

資料詳細

タイトル 住まいと家族をめぐる物語
副書名 男の家、女の家、性別のない部屋
シリーズ名 集英社新書
著者名等 西川祐子 /著  
出版 集英社 2004.10
大きさ等 18cm 222p
分類 367.3
件名 家族 , 住居
注記 文献あり
著者紹介 1937年東京生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都文教大学人間学部教授。専攻はジェンダー論および日本とフランスの近・現代文学。
内容紹介 近代日本の家族のあり方と住まい空間の成立と変遷を、ジェンダー研究の視点から捉え、戸籍上の家と実際に生活を営む家庭の二重構造を読み解く。身近な住まいと街に刻まれた140年の日本近・現代史。
要旨 家父長が家のすべてをとりしきった「男の家」があった。昼間は不在の男たちに替わって主婦が管理する「女の家」があった。そして、家族それぞれが自分だけの「部屋」を作り、個別の生活を営みはじめた。男の家や女の家があり、やがて性別の希薄な住まいが生まれ、ワンルームの時代へと移りかわる。高齢者や子どもの居場所はどこにあるのか?本書は身近な住まいと街に刻まれている日本近・現代一四〇年の歴史を緻密に読み解きながら、これらの疑問に対して、けっして悲観的ではないアプローチを試みる。
目次 家族と住まいの移り変わり;複数のアドレス、そしてメールアドレス;「いろり端のある家」は「男の家」;長屋には長屋の歴史がある;旧二重構造の成立―「いろり端のある家」と「茶の間のある家」の二重構造;戦争と住宅;敗戦と住宅;占領期マンガの女主人公たちのお家―ベビサン、ブロンディ、そしてサザエさん;公団住宅は「女の家」のはじまり;2DK・団地からニュータウンへ;新二重構造の成立;ここからは「性別のない部屋」?;まとめのマトリックス;住むことは生きること
ISBN(13)、ISBN    4-08-720263-1
書誌番号 1104075148
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104075148

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