なぜ21世紀は、戦争とテロリズムの時代になったのか? --
ジルベール・アシュカル /著, 湯川順夫 /訳   -- 作品社 -- 2004.12 -- 20cm -- 229p

資料詳細

タイトル 野蛮の衝突
副書名 なぜ21世紀は、戦争とテロリズムの時代になったのか?
著者名等 ジルベール・アシュカル /著, 湯川順夫 /訳  
出版 作品社 2004.12
大きさ等 20cm 229p
分類 319
件名 国際紛争 , アメリカ合衆国-対外関係 , イスラム圏-対外関係
注記 Le choc des barbaries./の翻訳
著者紹介 【アシュカル】レバノン出身の気鋭の政治学者。1975年以降のレバノン内戦においては、生死を賭けての政治活動に関わる。83年フランスに移住しパリ第8大学教授となる。専攻:政治学・国際関係論。
内容紹介 現代世界の対立は「アメリカの野蛮」と「イラクの野蛮」の衝突にほかならない。レバノン出身の気鋭の政治学者が、両者の“野蛮”の政治的根源を探り、暴力の発生のメカニズムに迫る世界的ベストセラー。
要旨 現代世界の対立は、ハンチントンが述べたような「キリスト文明」と「イスラム文明」の対立ではない。また「アメリカ民主主義」と「イスラム原理主義」の対立でもない。それは「アメリカの野蛮」と「イスラムの野蛮」の衝突にほかならない。本書は、「世界新秩序」という米国の新世界戦略と中東政策の分析、そして中東出身者ならではのイスラム世界の現状、原理主義の実態、テロリストのメンタリティ分析など、アメリカ/イスラムの両サイドへの緻密で独創的な分析によって、両者の暴力の政治的根源に迫り、これまで語られてこなかった現代世界を揺り動かしている「野蛮の衝突」の現実を描き出す。
目次 第1章 アメリカの“野蛮”は、いかに生み出されているか?―自己愛的同情とグローバルなスペクタクル(「崇高なる西側的価値観」とパラノイア的論理;「絶対悪」への非寛容性―ブッシュとビン・ラディンに共通するもの ほか);第2章 イスラムの“野蛮”は、いかに生み出されているか?―石油、宗教、ファナティズム、フランケンシュタイン(創造主に背いた現代のフランケンシュタイン;イスラムのテキサス―サウジアラビア王国 ほか);第3章 “野蛮”と“野蛮”の衝突―憎悪、非対称、暴力、アノミー(憎悪と戦略;野蛮の衝突 ほか);結び―リヴァイアサンと大統領(世界秩序の二つの概念;尊大なるアメリカのアキレスの踵)
ISBN(13)、ISBN    4-87893-699-1
書誌番号 1104088399
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104088399

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 319/642 一般書 利用可 - 2033243173 iLisvirtual