丸亀郵便局の日露戦争 -- 朝日選書 --
竹山恭二 /著   -- 朝日新聞社 -- 2004.12 -- 19cm -- 283p

資料詳細

タイトル 報道電報検閲秘史
副書名 丸亀郵便局の日露戦争
シリーズ名 朝日選書
著者名等 竹山恭二 /著  
出版 朝日新聞社 2004.12
大きさ等 19cm 283p
分類 694.4
件名 電報 , 検閲 , 日露戦争
著者紹介 1931年東京都生まれ。53年慶応義塾大学法学部卒。(株)東京放送でテレビニュース記者、ドキュメンタリー番組制作、映像ライブラリーなどの業務に従事。退職後、記録映像作家、文筆業。専攻は日本近現代史。
内容紹介 日露戦争の実態を伝えるメディアは、記者電報と戦場の兵士たちの肉声の手紙だった。軍事都市の郵便局では、何が削られ、何が残されたのか。郵便局流出新史料から電報検閲の仕組みを解明し、日露戦争の実像を描く。〈受賞情報〉日本エッセイスト・クラブ賞(第53回)
要旨 100年前、四国の軍事都市・丸亀。郵便局には連日、新聞記者が駆け込んでいた。しかし送った戦闘情報は、本社には届かなかった。「伝送ヲ停止スベシ」郵便局で行われていた電報検閲では何が削られ、何が残されたのか。その詳細なしくみが、郵政民営化を前に、新出史料で初めて明かされる。肉弾戦といわれた日露戦争。鉄砲より肥え持ち棒を担ぎたいと訴える老兵の肉声。戦場の兵士から届けられた手紙も、また郵便局を通過した。郵便局を舞台に、二つのメディアが伝える日露戦争の実像を描く。
目次 プロローグ 発見された電報検閲記録;1 検閲と電報;2 開戦―電報検閲の開始;3 電報検閲のシステム;4 続出する差し止め・削除―旅順攻囲戦;5 老兵たちの戦場―遼陽・沙河・奉天;6 手さぐりのメディア管制;7 防諜から世論統制へ―ポーツマス講和会議;8 戦場からの手紙―もう一つのメディア;エピローグ 悲壮美の日露戦争
ISBN(13)、ISBN    4-02-259865-4
書誌番号 1104090691
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1104090691

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