水野肇 /著   -- 草思社 -- 2005.7 -- 20cm -- 227,19p

資料詳細

タイトル 誰も書かなかった厚生省
著者名等 水野肇 /著  
出版 草思社 2005.7
大きさ等 20cm 227,19p
分類 498.1
件名 厚生行政-日本-歴史-昭和時代(1945年以後) , 厚生省
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 昭和2年大阪市生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒。山陽新聞社会部デスク時代に、連載企画「ガンを追って」で新聞協会賞受賞。その後独立して医事問題の評論活動を続ける。医療保険審議会、老人保健福祉審議会、医道審議会等の委員を歴任する。医事評論家。
内容紹介 医療費問題、医療事故・薬害問題、高齢社会への対応など、重要問題が山積する背景を歴史的経緯を追いつつ検証する。日本の医療行政の半世紀を追い続けた著者が今明かす、知られざる舞台裏の実像。
要旨 昭和十三年、厚生省が内務省から独立してすでに七十年近くが経つ。公衆衛生の改善に始まった日本の厚生行政は、戦後の社会の変化、医療の急速な発達にともないさまざまな問題を抱え込んできた。医療費の急激な増加、医療過誤・薬害事件の頻発、高齢社会への対応、国民皆保険制度への批判、さらに国民皆年金制度の破綻等々、国民の社会保障を支える基盤には難問が山積している。その現状を生み出した背景を、GHQの時代から現在に至る医療政策を点検しつつ検証するのが本書である。つねに同時代として最前線で取材してきた著者にしか書けない、厚生省の知られざる実態が浮き彫りにされる。
目次 社会保障切り捨て政策;結核対策と厚生省;GHQの抜本改革;社会保障元年の教訓;頻発する薬害事件;医師の薬害責任;高齢化社会の医療費;見直される社会保障制度;審議会制度の限界;老人医療に本当に必要なもの;介護保険をめぐる疑問;厚生省の失墜;社会保険庁の特異性;開業医制度をめぐる確執;岐路に立つ戦後医療制度;厚労省はどこに向かうか
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1419-7
書誌番号 1105045892
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105045892

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