PHP新書 --
北村稔 /著   -- PHP研究所 -- 2005.8 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル 中国は社会主義で幸せになったのか
シリーズ名 PHP新書
著者名等 北村稔 /著  
出版 PHP研究所 2005.8
大きさ等 18cm 253p
分類 222.07
件名 中国-歴史-近代 , 社会主義-中国
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1948年京都府生まれ。京都大学文学部卒、同大大学院博士課程中途退学。三重大学助教授を経て、現在、立命館大学文学部教授。専門は中国近現代史。おもな著書に「「南京事件」の探究」「第一次国共合作の研究」、訳書に「毛沢東の思想」「中国農村崩壊」などがある。
内容紹介 中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。本書は、「社会主義の衣を着た封建王朝」でしかない中国の逃れようのない“悲劇”を実証的に解明する。
要旨 万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会…中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」―本書が引導を渡す。変わりたくても変われない、逃れようのない“悲劇”への哀悼歌。
目次 序章 中国という悲劇;第1章 虚像の中華人民共和国;第2章 マルクス主義が中国に進入した理由;第3章 なぜ国民党ではなく共産党だったのか;第4章 幸福になれない中国人;終章 中国に社会主義は必要だったのか
ISBN(13)、ISBN    4-569-63524-5
書誌番号 1105052141
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105052141

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