日本の薬の源流を探る -- 平凡社新書 --
鳥越泰義 /著   -- 平凡社 -- 2005.10 -- 18cm -- 260p

資料詳細

タイトル 正倉院薬物の世界
副書名 日本の薬の源流を探る
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 鳥越泰義 /著  
出版 平凡社 2005.10
大きさ等 18cm 260p
分類 499.8
件名 生薬学 , 正倉院
注記 文献あり
著者紹介 1930年東京都生まれ。60年東京薬科大学卒。藤永製薬(株)入社。東京薬科大学植物化学研究室で生薬の活性成分の研究に従事。東京大学薬学部薬化学教室で植物細胞分裂ホルモンの合成研究に従事。(社)東京生薬協会学術委員、日本薬史学会会員、(株)常盤植物化学研究所顧問。
内容紹介 正倉院宝物の中でも異彩を放つ「正倉院薬物」は、どのように用いられていたのか。時代の舞台裏で繰り広げられた苛酷な人間ドラマや当時の医薬制度など、その全貌を描き出し、薬物探究の歴史を語る。
要旨 約一三〇〇年の時空を超えて今に伝わる“正倉院の秘薬”、それが異彩の宝物「正倉院薬物」である。これらの薬はどのように用いられてきたのか。鑑真が日本に伝えた「秘方」とは。時代の舞台裏で繰り広げられた苛烈な人間ドラマ、そして猛毒「冶葛」の謎とは。「正倉院薬物」の全貌を描き出し、人間の生への希求がもたらした薬物探究の歴史を語る。
目次 第1章 正倉院薬物をめぐる人々(聖武天皇五六年の人生とその時代;光明皇后と「種々薬帳」五人の署名人);第2章 正倉院薬物とは(正倉院と「東大寺献物帳」;帳内薬物を概観する ほか);第3章 奈良時代の医薬制度と「風土記」(律令国家の建設と医薬制度;風土記と薬草 ほか);第4章 現代に生きる正倉院薬物の世界(正倉院薬物の科学的学術調査;「漢方製剤210処方」と「正倉院薬物」 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-582-85296-3
書誌番号 1105073956
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105073956

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