イタリア・ルネサンス研究 --
根占献一 /著   -- 創文社 -- 2005.10 -- 22cm -- 245,110p

資料詳細

タイトル フィレンツェ共和国のヒューマニスト
副書名 イタリア・ルネサンス研究
著者名等 根占献一 /著  
出版 創文社 2005.10
大きさ等 22cm 245,110p
分類 237.04
件名 フィレンツェ-歴史 , ルネサンス
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年熊本県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。73年同大学院文学研究科修士課程入学。75年同博士課程に進む。文部省等を経て、現在学習院女子大学国際文化交流学部教授。この間、在フィレンツェの国立ルネサンス研究所で在外研修を受く。第20回マルコ・ポーロ賞受賞。
内容紹介 フィレンツェ共和国のルネサンスはいかにあり、同国のヒューマニストたちはいかなる人たちであったのか。これらを知るべく、レトリックと自由の意義を歴史的に探究。文化と政治の担い手たちの群像を叙述する。
要旨 イタリア・ルネサンス、そしてその中心となったフィレンツェ共和国(1282年~1532年)。ギリシャ・ローマの古典文化との関連でこの間の歴史が考察されるが故に、ルネサンスという時代概念が用いられる。また今日ではこれと分離し難い概念として、ヒューマニスト(ウマニスタ)が存する。特定の時代に生まれ、やがてヨーロッパ各国で定着するが故に、人文主義者と邦訳せずに用いられる。ならば、共和国のルネサンスはいかにあり、同国のヒューマニストたちはいかなる人たちであったのか。これらを知るべく、レトリックと自由の意義が歴史的に探究され、文化と政治の担い手たちが群像豊かに叙述される。彼らは古典的教養(パイデイア、フマニタス)を積みながら、政府官房の公務に勤しむ点で異彩を放つ。研究史上の名高い概念、「市民的ヒューマニスト」と称されるのは彼らのことであり、公私にわたる彼らの活動が点描される。
目次 序論 ルネサンス文化の時代的特徴;第1章 レトリックの伝統と社会;第2章 一四〇〇年代フィレンツェ史論;第3章 共和政的自由と書記官長;第4章 メチェナティズモと知識人;第5章 メディチ体制下の市民的ヒューマニストと新文化
ISBN(13)、ISBN    4-423-46059-9
書誌番号 1105082480
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105082480

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