茂吉の夜汽車、中也の停車場 -- 中公新書 --
佐藤喜一 /著   -- 中央公論新社 -- 2006.1 -- 18cm -- 242p

資料詳細

タイトル 鉄道の文学紀行
副書名 茂吉の夜汽車、中也の停車場
シリーズ名 中公新書
著者名等 佐藤喜一 /著  
出版 中央公論新社 2006.1
大きさ等 18cm 242p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-近代 , 文学地理-日本 , 鉄道-日本
著者紹介 1930年東京生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。都立富士、青山高校教諭を経て、母校である都立新宿高校に長年勤務する。退職後、駿台予備学校講師等をつとめる。著書「汽笛のけむり今いずこ」第25回交通図書賞受賞、「されど汽笛よ高らかに」。
内容紹介 汽車の旅こそ、文学によく似合う。本書では、函館から豊後竹田まで12の駅に、近代文学の足跡を訪ねる。昔の時刻表と駅舎の片隅の小さな痕跡を手がかりに、読者をノスタルジックな旅へと誘う1冊。
要旨 汽車の旅こそ、文学によく似合う。『金色夜叉』の貫一とお宮は何に乗って熱海へ行ったか、斎藤茂吉は「死にたまふ母」をひと目見んと、どの列車に乗って故郷へ向かったか…。函館から豊後竹田まで十二の駅に、近代文学の足跡を訪ねる。鉄道が元気だった時代ははるかに遠く、往年の作家たちが辿った路線は大きく変貌したが、昔の時刻表と駅舎の片隅の小さな痕跡を手がかりに、読者をノスタルジックな旅へと誘う。
目次 函館駅―啄木『一握の砂』から辻仁成『海峡の光』まで;茂吉記念館前駅―「死にたまふ母」を一目見ん;今泉駅―宮脇俊三、昭和二十年八月十五日の汽車;二本松駅―高村光太郎、智恵子の「ほんとの空」;犬吠駅―佐藤春夫「犬吠岬旅情のうた」をめぐる;熱海駅―尾崎紅葉『金色夜叉』から「湯の町エレジー」へ;信濃追分駅―立原道造「のちのおもひに」;替佐駅―高野辰之「兎追いし山、小鮒釣りし川」;桑名駅―中原中也、昭和十年八月十一日の夜;湯田温泉駅―中原中也の「帰郷」;宇和島駅―大和田建樹「鉄道唱歌」のふるさと;豊後竹田駅―滝廉太郎「荒城の月」、そして川端康成『千羽鶴』
ISBN(13)、ISBN    4-12-101830-3
書誌番号 1106004347
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106004347

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
金沢 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2035845340 iLisvirtual
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