資料詳細

  • 1 件中、 1 件目

【図書】 小林多喜二“破綻”の文学

プロレタリア文学再考 --
畑中康雄 ／著   -- 彩流社 -- ２００６．３ -- ２０ｃｍ -- ３５８ｐ

資料詳細

タイトル 小林多喜二“破綻”の文学
副書名 プロレタリア文学再考
著者名等 畑中康雄 ／著  
出版 彩流社 ２００６．３
大きさ等 ２０ｃｍ ３５８ｐ
分類 910.268
個人件名 小林　多喜二
著者紹介 １９２８年樺太生まれ。高小卒業後樺太の炭鉱で働き、敗戦により引き揚げる。５１年北海道三井芦別炭鉱に就職。６２年上京。２２年間自動車のエンジン工場で労働者として働く。炭鉱時代より労働運動に携わる。年刊誌「労働者」発行人。
内容紹介 労働運動家としての体験に根ざし、小林多喜二作品のとりわけ“闘い”の場面の破綻ぶりを徹底追求。宮本百合子ほか、優れたプロレタリア文学作品を紹介しながら、多喜二文学を再評価し、その再考を促す。
要旨 宮本百合子ほか、優れたプロレタリア文学作品を紹介しながら、多喜二文学を再評価し、その再考を促す。多喜二作品のとりわけ“たたかい”の場面の破綻ぶりを徹底追求。
目次 プロレタリア文学覚え；第１部　文学か“闘争”か（プロレタリア文学の手本―樋口一葉『十三夜』；『人を殺す犬』と『監獄部屋』―改作にみる“闘争”至上主義；『防雪林』論―作者が否定する傑作と人物像　ほか）；第２部　“たたかい”の場面の破綻を読む（“たたかい”の現実；『工場細胞』―そのたたかいは砂上の楼閣；『オルグ』―支離滅裂なたたかいの展開　ほか）；第３部　『党生活者』論―破綻累々たる代表作を読む（『党生活者』の破綻を検証する；『党生活者』のなかの女性と「私」の思想；「私」の党生活―一日を廿八時間として）；プロレタリア文学者小林多喜二
ISBN(13)、ISBN 　　 4-7791-1150-1
書誌番号 1106021092
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106021092

ページの先頭へ

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 ５階人文科学 Map 910.26/コ 一般書 利用可 - 2033080460 iLisvirtual

ページの先頭へ