幻のファユ族と育った日々 --
ザビーネ・キューグラー /著, 松永美穂 /訳, 河野桃子 /訳   -- 早川書房 -- 2006.5 -- 19cm -- 389p

資料詳細

タイトル ジャングルの子
副書名 幻のファユ族と育った日々
著者名等 ザビーネ・キューグラー /著, 松永美穂 /訳, 河野桃子 /訳  
出版 早川書房 2006.5
大きさ等 19cm 389p
分類 289.3
個人件名 キューグラー ザビーネ
注記 Dschungelkind./の翻訳
著者紹介 【キューグラー】1972年ネパール生まれ。5歳のとき西パプアのジャングルで生活を始める。17歳のときスイスの寄宿学校入学。大学で経済を専攻したのち、ホテルとマーケットリサーチの分野で働く。現在はドイツ、ハンブルク近郊に住み、独自のメディア会社を経営。
内容紹介 言語学者の両親と移り住んだ新しい家は、果てしなく続くエメラルド色の熱帯雨林と輝く太陽の楽園にあった。5歳から17歳まで、西パプアの伝説の部族「ファユ族」の中で育ったドイツ人女性が鮮やかに綴る自伝。
要旨 インドネシアの西パプアに広かる世界有数の熱帯雨林。その緑深い奥地に石器時代以来変わらない「忘れ去られた民族」がいた…。1978年に発見されたこのファユ族の研究に乗り出したのは、言語学者であり宣教師であったキューグラー夫妻。そして、ジャングルへ移住した夫妻につれられ、新しい環境に目を輝かせていたのが、5歳になる次女、ザビーネである。やんちゃで生き物が大好きなザビーネにとって、ジャングルは冒険のかたまりだった。ファユ族の子どもたちにまじって遊びまわり、暖かい家族に守られ、ザビーネは満ち足りた少女時代を過ごす。しかし17歳になってスイスの寄宿学校に入ると一転、西洋世界に馴染めず、苦しむ日々が続く。自分の居場所はどこにあるのか?自分はドイツ人なのか、ファユ族なのか?幸せな少女時代の記憶とジャングルへの激しい郷愁を抱えたままザビーネは追い詰められていく。しかし、彼女には絶対に消えない希望があった―二つの文化の間で揺れ動く一人の女性が、自らの場所を見出していくまでを描いた、喪失と再生の物語。
目次 わたしの物語;失われた谷;最初の出会い;ファユ族;今までとは違う生活;すべてが始まった場所;インドネシア、西パプア(イリアンジャヤ);ファユ族の発見;石器時代への招待;ジャングルの一日〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-15-208725-0
書誌番号 1106034984
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106034984

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