〈内部生命〉と近代日本キリスト教 --
尾西康充 /著   -- 双文社出版 -- 2006.7 -- 22cm -- 289p

資料詳細

タイトル 北村透谷研究
副書名 〈内部生命〉と近代日本キリスト教
著者名等 尾西康充 /著  
出版 双文社出版 2006.7
大きさ等 22cm 289p
分類 910.268
個人件名 北村透谷
注記 文献あり
要旨 透谷を中心とするキリスト教文学者と彼らの文学作品を取りあげ、近代日本社会において個人が主体となるためには自ら進んで同一化のプロセスを歩んだ象徴権力と、彼らが信仰の道で出会った「父なる神」との相剋を、言説の層に着目することによって浮かび上がらせ、近代化を急ぐ明治社会の矛盾と切り結んだ、透谷の文学とその精神の深層に迫る。
目次 1 北村透谷をめぐるキリスト者群像(透谷と山路愛山―「井上博士と基督教徒」論をめぐって;透谷と松村介石―雑誌「三籟」をめぐる考察;透谷と福井松湖―花巻書簡の背景と「心行」療法 ほか);2 北村透谷とキリスト教文学(「楚囚之詩」論―自己処罰の衝動をめぐって;「蓬莱曲」論―「ハムレット」との比較を通して;「内部生命論」の命脈―内部自覚運動を参照点にして ほか);3 「内部生命」の搏動(透谷と斎藤緑雨―緑雨歿後一〇〇年を迎えて;透谷を嗣ぐ詩人たち―雑誌「詩精神」と梅川文男;透谷における“民族”と“英雄”の問題)
ISBN(13)、ISBN    4-88164-571-4
書誌番号 1106058102
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106058102

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/7106 一般書 利用可 - 2037280189 iLisvirtual