キリスト教・イスラーム・ユダヤ教の真実と虚像 -- PHP新書 --
小原克博 /著, 中田考 /著, 手島勲矢 /著   -- PHP研究所 -- 2006.10 -- 18cm -- 289,4p

資料詳細

タイトル 原理主義から世界の動きが見える
副書名 キリスト教・イスラーム・ユダヤ教の真実と虚像
シリーズ名 PHP新書
著者名等 小原克博 /著, 中田考 /著, 手島勲矢 /著  
出版 PHP研究所 2006.10
大きさ等 18cm 289,4p
分類 190
件名 キリスト教 , イスラム教 , ユダヤ教
注記 文献あり
著者紹介 【小原】1965年生まれ。同志社大神学部卒、同大学院神学研究科博士課程修了。現在、同志社大学神学部・神学研究科教授。同志社大学一神教学際研究センター幹事。専門はキリスト教思想、比較宗教倫理学。
内容紹介 キリスト教、イスラーム、ユダヤ教。国際情勢を左右する3つの一神教を比較分析し、テロリズムと同一視される原理主義の本質に迫る。時代を見る目を養う原理主義理解の決定版。
要旨 9・11から丸五年。「原理主義」は独善的・排他的・好戦的なテロ集団との負のイメージで語られる。しかし、原理主義はほんとうに悪の根源なのか?ますます激化する宗教間紛争や宗教内対立。欧米とイスラーム、あるいはイスラエルの間には、乗り越えがたい「原理」の壁がある。宗教に疎い日本人には、多神教の寛容さを礼讃し、一神教の冷酷さを批判する風潮があるが、それほど安直な図式ではもはや世界の動きは読み解けない。国際情勢を左右する三つの一神教と比較分析、時代を見る目を養う原理主義理解の決定版。
目次 第1章 なぜいま「原理主義」を問うのか?―原理主義と一神教によって開かれる問題の地平(「一神教」を理解するための基礎知識;「原理主義」を理解するための基礎知識);第2章 座談会 日本人にとっての原理主義;第3章 キリスト教と原理主義―変遷する原理の過去と未来(「原理主義」に対する現代的理解;「原理主義」が生まれる歴史的な背景;社会に認知される「原理主義」;福音派と宗教右派;原理主義の過去と未来―変遷する原理);第4章 イスラーム原理主義―歪められた実像(「イスラーム原理主義」という概念;「ウスーリーヤ(原理主義)」と「ウスール学派」;イスラームにおける権威の構造;イスラームにおける「聖典」―クルアーンとハディース;「イスラーム原理主義」再考);第5章 ユダヤ教と原理主義―シオニズムの源流を求めて(ユダヤ学の文脈から「原理主義」を読み解く;預言の終焉と聖典の成立―ユダヤ教における原理の誕生;シオニズムの源流―ふたたび「祈り」から「行動」へ)
ISBN(13)、ISBN    4-569-65577-7
書誌番号 1106065714
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106065714

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 190 一般書 利用可 - 2037417796 iLisvirtual
港北 公開 Map 190 一般書 利用可 - 2037536280 iLisvirtual