養生,衛生から健康増進へ --
新村拓 /著   -- 法政大学出版局 -- 2006.10 -- 20cm -- 247,8p

資料詳細

タイトル 健康の社会史
副書名 養生,衛生から健康増進へ
著者名等 新村拓 /著  
出版 法政大学出版局 2006.10
大きさ等 20cm 247,8p
分類 498.021
件名 衛生-日本-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1946年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、北里大学一般教育部教授。専攻:日本医療社会史。サントリー学芸賞受賞。
内容紹介 ほどほどの生を求めた「養生」の時代から、近代の富国強兵策とも結びついた「衛生」思想を経て、現代の義務としての「健康」の時代へ。その変化を政治・社会と関連付けて考察し、健康の意味と本質を問い直す。
要旨 古代から近世までの“養生”とは本来、天より授けられた寿命を生き切り、死に切るためのものであった。「ほどほどの養生」により「ほどほどの健康」を得て、「ほどほどの生」を終えるのが理想であった。それが近代の富国強兵策と結びついた“衛生”思想を経て、現代の医療費削減を目的とした健康増進法(義務としての健康)にいたる間に、どのように変化してきたのか、貝原益軒の『養生訓』、後藤新平や森鴎外、北里柴三郎らを検討して、生命の尊厳、健康の意味と本質を問いなおす。
目次 第1章 生命の尊厳と養生;第2章 生き切り、死に切るための養生;第3章 後藤新平の衛生思想とその周縁;第4章 健康を監視する衛生社会;第5章 衛生警察に従事する巡査の苦労と苦悩;第6章 衛生の内面化に向けた健康教育;第7章 国民の義務としての健康
ISBN(13)、ISBN    4-588-31210-3
書誌番号 1106072756
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106072756

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 498.0 一般書 利用可 - 2037562648 iLisvirtual
公開 Map 498 一般書 利用可 - 2061105037 iLisvirtual
公開 Map 498 一般書 利用可 - 2037936904 iLisvirtual