植民地カンボジアにおける文化と政治 --
笹川秀夫 /著   -- 中央公論新社 -- 2006.11 -- 20cm -- 350p

資料詳細

タイトル アンコールの近代
副書名 植民地カンボジアにおける文化と政治
著者名等 笹川秀夫 /著  
出版 中央公論新社 2006.11
大きさ等 20cm 350p
分類 702.23
件名 アンコール遺跡 , カンボジア-歴史-近代
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1968年東京生まれ。94年北海道大学文学部卒。2001年上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻を単位取得のうえ、満期退学。日本学術振興会特別研究員を経て、立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部専任講師。共著書に「新版入門東南アジア研究」がある。
内容紹介 今やカンボジアの象徴とみなされるアンコール遺跡は、いかにして人々に「発見」され、受容されてきたのか。本書では厖大な現地史料を駆使しながら、植民地時代にさかのぼって徹底検証する。
要旨 いまやカンボジアの象徴とみなされるアンコール遺跡は、いかにして人びとに「発見」され、受容されてきたか。植民地化以前の語りにはじまり、植民地時代の教育雑誌や宮廷舞踊、さらには独立後のナショナリズムとの関連で、アンコールがどのように位置づけられてきたかを厖大な現地史料を駆使して検証する。
目次 第1章 カンボジア研究のアンコール偏重;第2章 植民地言説の影響に先立つアンコール観;第3章 クメール語訳されたアンコール研究―『カムプチェア・ソリヤー』誌の記事から;第4章 教育雑誌と歴史叙述;第5章 「伝統」になった宮廷舞踊;第6章 ナショナリズム成立期のアンコール観;第7章 独立後への影響―ナショナリズムのなかのアンコール
ISBN(13)、ISBN    4-12-003746-0
書誌番号 1106082042
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106082042

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