崩れた有害仮説と真実 -- 自然と科学技術シリーズ --
J.リロンデル /著, J.-L.リロンデル /著, 越野正義 /訳   -- 農山漁村文化協会 -- 2006.12 -- 19cm -- 256p

資料詳細

タイトル 硝酸塩は本当に危険か
副書名 崩れた有害仮説と真実
シリーズ名 自然と科学技術シリーズ
著者名等 J.リロンデル /著, J.-L.リロンデル /著, 越野正義 /訳  
出版 農山漁村文化協会 2006.12
大きさ等 19cm 256p
分類 498.4
件名 環境衛生 , 硝酸塩
注記 Nitrate and man./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 昭和10年札幌市生まれ。32年北海道大学農学部卒。農林省農業技術研究所、草地試験場、北海道農業試験場などを経て、平成5年農業環境技術資材動態部長。平成17年退職。12~16年土壌肥料学会副会長、現在、同監事。
内容紹介 硝酸イオンや硝酸塩のヒトの健康への影響を体系的に明らかにした医学研究の報告。非科学的データ、またはデータの非科学的利用により、公的部門が余計な規制をひねり出した、現代のリスク管理の非合理性を指摘する。
要旨 硝酸塩への極端なおそれが社会にまん延しており、正真正銘の毒物と考えられたり、ときにはタバコやアルコールよりもおそれられるようになっている。さらに生水は、たとえ硝酸塩含量がきわめて低いとしても、多くの人にとって触れてはならないものと見なされている。マスメディアが繰り返し報じることで硝酸塩の危険性はさも科学的に厳密に立証され、岩よりも堅固で永遠不変の基本的真実であると受け取られようとしている。しかし、現在では、食品中の硝酸塩と人間の健康の関係についてまったく新しい見地から考えることが可能になっている。本書の結論は第5章に示してある。ここで著者たちは、一般的に信じられていることとちがい、野菜中および水道水中の硝酸塩が人の健康に対してまったく危険がないことを示した。
目次 第1章 医薬における硝酸塩の歴史;第2章 自然界の窒素循環と自然肥よく性;第3章 体内での硝酸塩の生成と代謝;第4章 体液中の硝酸塩濃度の変動と役割;第5章 硝酸塩は本当に危険か―科学的再考;第6章 硝酸塩の規制は正当化できるか;第7章 硝酸塩の健康に対する効果;第8章 総括および結論;付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-540-06301-5   4-540-06301-4
書誌番号 1107002272
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107002272

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中央 書庫 498.4/165 一般書 利用可 - 2038027762 iLisvirtual