なぜ大坂城を脱出したのか --
河合重子 /著   -- 草思社 -- 2007.5 -- 20cm -- 318p

資料詳細

タイトル 謎とき徳川慶喜
副書名 なぜ大坂城を脱出したのか
著者名等 河合重子 /著  
出版 草思社 2007.5
大きさ等 20cm 318p
分類 289.1
個人件名 徳川慶喜
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1927年東京生まれ。東京女子大学歴史科卒業後、家業に従事するかたわら徳川慶喜研究を続ける。家は4代続いた履物商。昭和54年「歴史読本」に慶喜の趣味と書物について書いて以後、新聞、雑誌、慶喜展のカタログに慶喜論を発表してきた。
内容紹介 幕末最大の謎ともいえる、慶喜の大坂城からの遁走とその後の恭順。本書は大正時代の「昔夢会筆記」をもとに、そこに至る慶喜の生い立ちと置かれた環境を跡づけ、慶喜の最後の決断を描いた評伝であり歴史評論書。
要旨 幕末最大の謎ともいえる慶喜の大坂城からの遁走とその後のひたすらの恭順は敗退した幕臣側から言えば、まことに釈然としない出来事である。長年の慶喜研究家で「慶喜贔屓」を自称する著者が大正時代の『昔夢会筆記』(慶喜公からの聞き書き)をもとに、そこにいたる慶喜の生い立ちと置かれた環境をあとづけ、慶喜の最後の決断を納得がゆくまでに描いた評伝であり歴史評論書。
目次 第1章 水戸斉昭の子(慶喜ははじめての登城で「予は有栖川の孫である」と言ったのか;「家定様のお後は刑部卿か」と言われるようになったのはなぜか ほか);第2章 将軍後見職(不時登城までして大老を詰問した真意はどこにあったか;安政の大獄で謹慎中慶喜は何をしていたか ほか);第3章 禁裏御守衛総督(参豫会議で横浜鎖港を説いた慶喜はほんとうに変節したのか;兵力を持たない慶喜がみずから望んで禁裏御守衛総督になったのはなぜか ほか);第4章 最後の将軍(薩長に「一橋侮るべからず」と言わせた慶喜の幕政改革はどういうものだったか;孝明天皇の死は慶喜にどれだけの打撃を与えたか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-1598-7   4-7942-1598-3
書誌番号 1107038104
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107038104

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