新書y --
佐藤幹夫 /共編著, 山本譲司 /共編著   -- 洋泉社 -- 2007.6 -- 18cm -- 248p

資料詳細

タイトル 少年犯罪厳罰化私はこう考える
シリーズ名 新書y
著者名等 佐藤幹夫 /共編著, 山本譲司 /共編著  
出版 洋泉社 2007.6
大きさ等 18cm 248p
分類 327.8
件名 少年犯罪 , 少年法
著者紹介 【佐藤】秋田県生まれ。國學院大学文学部卒。批評誌「樹が陣営」主宰。フリージャーナリスト。
内容紹介 厳罰化は少年犯罪を本当に抑止できるのか。矯正や司法、教育、医療、福祉など、現場の第一線での豊富な実践の経験を持つ書き手が、昨今推し進められる厳罰化の是非にとどまらず、広い見地からの議論を提出する。
要旨 厳罰化は少年犯罪を本当に抑止できるのか?犯罪被害者や遺族に対し、十分なケアを保障することにまったく異論はない。ただしそのことと、少年事件の「全体」を冷静に論じることとは別である。本書は、矯正や司法、教育、医療、福祉など、現場の第一線での豊富な実践の経験をもつ書き手が、昨今推し進められる厳罰化の是非にとどまらず、広い見地からの議論を提出しようとしたものである。加害少年は十年後、あるいは二十年後、必ず社会復帰する。そして私たちの隣人となる。どんな隣人となってくれることを私たちは願うか。それが本書の出発点である。
目次 第1章 「審判」―少年を裁くということ(少年司法の戻るところ;寝屋川事件と「改正」少年法;「中途半端に理性的」な人間と犯罪抑止力;逆送少年の刑事裁判について);第2章 「処遇」―少年院と少年刑務所はどう違うのか(少年司法厳罰化の現実と矛盾;刑務所内処遇に、少年の更生・再犯防止効果はあるのか);第3章 「更生」―立ち直るために必要なこと(どうすれば「非」を認めることができるのか;少年犯罪という鏡);第4章 「教育と社会」―「少年」の変容、社会の変容(子どもと学校はどう変わったか;Universal Designed Educationとの両輪ではじめて意味のある少年法厳罰化;近代の終わり―少年法への遺制の混淆と新自由主義)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86248-155-9   4-86248-155-8
書誌番号 1107040832
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107040832

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