芥川龍之介次男・多加志の青春 --
天満ふさこ /著   -- 新潮社 -- 2007.6 -- 20cm -- 285p

資料詳細

タイトル 「星座」になった人
副書名 芥川龍之介次男・多加志の青春
著者名等 天満ふさこ /著  
出版 新潮社 2007.6
大きさ等 20cm 285p
分類 289.1
個人件名 芥川多加志
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 広島女学院大学文学部卒。専門は、バレエ評論。1994年第4回日本ダンス評論賞佳作入賞。95年第5回日本ダンス評論賞佳作入賞。
内容紹介 父親譲りの文才をもっとも嘱望されながらも、22歳にしてビルマで戦死した多加志。新発見の小説、詩によって、その煌めく才能が明らかに。たった1篇だけ遺された幻の小説「四人」を全文掲載。
要旨 芥川龍之介には三人の息子がいた。長男・比呂志は俳優として、三男・也寸志は作曲家として名高い。だが次男の多加志は…おそらくほとんどの人が知らない。三兄弟の真ん中に生まれた多加志は、幼い頃身体が丈夫ではなく、内気な面もあった。そんな彼が、秘めた決意と共に加わった同人誌が「星座」である。詩や翻訳、小説を発表すると共に、装幀や挿画なども手がけ、短いながらも才能の片鱗を煌めかせた日々であった。しかし、運命は、終戦間際、二十一歳の彼を一兵卒として、激戦の地ビルマへと送る。多加志がヤメセンの戦いに散ったその日、田端の芥川家も空襲で全焼した…。戦後六十年、多加志が名付け親である幻の肉筆同人誌「星座」の行方を求め、著者の東奔西走が始まる―。たった一編だけ遺された小説「四人」に込められた父・龍之介への誓いとは、果たして何だったか。
目次 第1章 長い道のり;第2章 静かな文学少年;第3章 「星座」の時代;第4章 学徒出陣;第5章 物書きになりたかった;第6章 小説「四人」(芥川多加志作)、および追悼文
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-304971-5   4-10-304971-5
書誌番号 1107047055
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107047055

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