晶文社・図像と思考の森 --
エトガー・ヴィント /著, 秋庭史典 /〔ほか〕訳   -- 晶文社 -- 2007.7 -- 22cm -- 437,31p

資料詳細

タイトル シンボルの修辞学
シリーズ名 晶文社・図像と思考の森
著者名等 エトガー・ヴィント /著, 秋庭史典 /〔ほか〕訳  
出版 晶文社 2007.7
大きさ等 22cm 437,31p
分類 701
件名 象徴
注記 The eloquence of symbols.rev.ed./の翻訳
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【ヴィント】1900年ベルリン生まれ。ドイツの諸大学で学ぶ。30年ハンブルク大学で哲学の私講師。33年ヒトラーの政権獲得後解雇。34~39年ウォーバーグ研究所所長代理。39年合衆国に移り、ニューヨーク大学等で講義。55年オックスフォード大学美術史専任教授。71年死去。
内容紹介 シンボルの歴史的由来を手がかりにして、図像の宇宙を解く。歴史資料を駆使して「社会的記憶」を掘り起こす作業が各分野で求められる今、本書は視覚イメージ研究の基盤を提示する。ヴァールブルク学派の精華、邦訳。
要旨 芸術作品のなかで、「象徴」がしばしば雄弁になにかを語っている。ヴィントは、民衆文化や巨匠の名画に現れた象徴的意味作用を明らかにすることで、当時の人々のイメージや考え方を甦らせる方法の構築に挑んだ。「芸術は国家に従属すべし」としたプラトンの真意。エラスムスの紋章に現れた異教の神。ラファエッロやボッティチェッリの作品に描かれた古代哲学。20世紀の宗教芸術は祈りの対象たりうるか―。図像の宇宙に人間的な言葉を取り戻すための「シンボルの修辞学」がここにある。歴史資料を駆使して「社会的記憶」を掘り起こす作業が各分野で求められるいま、本書は視覚イメージ研究の基盤を提示する。
目次 神的な恐怖(『法律』第二巻671D)―プラトンの芸術哲学について;ヴァールブルクにおける「文化学」の概念と、美学に対するその意義;ドナテッロの“ユディット”―「貞潔」のシンボル;ボッティチェッリ“デレリッタ”の主題;オリゲネスの復活;ラファエッロが構想したプラトン的な「正義」像;グリューネヴァルトの寓意的肖像画―聖エラスムスとしてのアルブレヒト・フォン・ブランデンブルク;テルミヌスの謎―ロッテルダムのエラスムスの標章;キリスト者デモクリトス;プラトン的専制政治とルネサンスの「運命」―フィチーノによる『法律』第四巻709A‐712Aの読解;伝統宗教と近代芸術―ルオーとマティス;イェイツとラファエッロ―イルカの上の死せる幼子
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-2388-2   4-7949-2388-0
書誌番号 1107051521
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107051521

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