移動民の島々と帝国 --
石原俊 /著   -- 平凡社 -- 2007.9 -- 22cm -- 533p

資料詳細

タイトル 近代日本と小笠原諸島
副書名 移動民の島々と帝国
著者名等 石原俊 /著  
出版 平凡社 2007.9
大きさ等 22cm 533p
分類 213.6
件名 小笠原諸島-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1974年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員などを経て、現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科教員。専門は地域社会学・歴史社会学・法社会学。
内容紹介 世界各地から船乗りたちがやってきた、移動民の島々、小笠原諸島。日本帝国に帰化させられた移動民は、近代をどのように生き抜いたのか。史資料の博捜と丹念なフィールドワークに基づいた貴重な実証研究。
要旨 世界各地から船乗りたちがやってきた、移動民の島々、小笠原諸島。日本帝国に帰化させられた移動民は、近代をどのように生き抜いたのか。史資料の博捜と丹念なフィールドワークに基づいた貴重な実証研究。
目次 はじめに―移動民の島々から;第1章 移動民の占領経験―「カナカ系の人、ケテさん」のライフヒストリーから;第2章 移動民の島々と帝国―本書の理論的視座;第3章 移動民の島々の生成と発展―小笠原諸島をめぐる実践・法・暴力(一八二六‐一八六〇年代);第4章 水兵たちと島人たち、あるいは法と暴力の系譜学―沖縄島におけるペリー艦隊の衝撃を焦点に(一八五三‐一八五四);第5章 移動民と文明国のはざまから―ジョン万次郎と船乗りの島々(一八四一‐一八六四);第6章 海賊から帝国へ―占領への道程(一八六九‐一八八六);第7章 主権的な法と越境する生―「帰化人」をめぐる自律的な交通(一八七七‐一九二〇年代);第8章 自由の帝国の臨界―小笠原諸島と「南洋」の系譜学(一八五三‐一九一〇);第9章 生き延びるためのたたかい―「帰化人」をめぐる動員とテロル(一八七七‐一九四五);第10章 終わらない占領経験―小笠原諸島の〈戦後〉をめぐって(一九四五‐);おわりに―擬似大陸意識を超えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-42802-5   4-582-42802-9
書誌番号 1107068642
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107068642

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