司法通訳だけが知っている -- 祥伝社新書 --
森田靖郎 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2007.11 -- 18cm -- 187p

資料詳細

タイトル 日本の中国人社会
副書名 司法通訳だけが知っている
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 森田靖郎 /〔著〕  
出版 祥伝社 2007.11
大きさ等 18cm 187p
分類 334.522
件名 中国人(日本在留)
著者紹介 1945年兵庫県生まれ。1970年代はじめに中国・チベット地区を訪れて以来、文化大革命、天安門事件、香港返還など常に現地に立って中国ルポを発信し続けている。
内容紹介 来日中国人のための知られざる職業「司法通訳」。不法滞在中国人犯罪の現場から、アングラマネー、劣悪な労働現場まで、日中司法通訳の第一人者が、日本の中のもうひとつの国「中国人社会」の実態を明かす。
要旨 日本で犯罪に巻き込まれた外国人は、司法通訳を通じて警察と交渉し、取調べに応じる。中国人の司法通訳はわずかで、彼らは職業柄、日本の中国人社会の裏の裏まで熟知している。本書は、有能な一人の司法通訳が重い口を開いて語った、日本に暮らす中国人たちの夢と現実の物語である。犯罪はなぜ行なわれるのか、地下銀行はどう機能しているのか、相互扶助のネットワークはどうなっているのか。赤裸々に語られる事実に、われわれは驚かざるをえない。3Kといわれる製造業の現場は外国人の研修・実習生に頼っているが、その八割は中国人だ。日本の中のもう一つの国「中国人社会」の実態を明かす。
目次 プロローグ こんな中国人を、私は初めて見た(司法通訳ジェイジェイの登場);第1章 「どこまで深化するのか」―ハイリスク・ハイリターン。来日中国人の犯罪現場(天職と出会って;地下銀行の法廷で ほか);第2章 「弱い中国人の味方になってやる」―働くほど貧しい…のか。中国人研修・実習の現場(俺は立ち上がった;研修生の敵と味方 ほか);第3章 「日本で稼いで豊かになりたいだけ」―格差だけでない落差の現場(研修・実習生を追い詰める「メード・イン・チャイナ」;国内回帰のメード・イン・ジャパン ほか);エピローグ 中国の農村で日本の未来が語られている(日本の未来のルーツを探す旅;中国からやって来る“まれびと” ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11088-8   4-396-11088-X
書誌番号 1107076657
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107076657

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