日本の美と心を読む -- 角川選書 --
名児耶明 /著   -- 角川学芸出版 -- 2008.1 -- 19cm -- 260p

資料詳細

タイトル 書の見方
副書名 日本の美と心を読む
シリーズ名 角川選書
著者名等 名児耶明 /著  
出版 角川学芸出版 2008.1
大きさ等 19cm 260p
分類 728.21
件名 書道-日本-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1949年北海道生まれ。東京教育大学教育学部卒。専門は古筆学、日本書道史、博物館学実習。五島美術館理事・学芸部長。
内容紹介 日本文化の根源をなす和様の美は、どのようにして生まれてきたか、書のなにをどう見れば、より深い理解や感動が得られるのか。鑑賞のための多様な糸口や美術表現としての情報を説く。書の美を楽しむための手引書。
要旨 三筆にはじまり、平安中期に三跡によって確立された和様の書。流れるような連綿と墨色の濃淡、緊張感のある空間をもつ名品の数々は、その華麗な美が見るものを魅了する。さらに定家様から寛永の三筆、江戸のタイポグラフィー勘亭流まで、日本の書を代表する書風をたどりつつ、鑑賞のための多様な糸口を「和様」という視点で読み解く。書の美をたのしみ、その心を知るためのやさしい手引書。
目次 序章 日本の書、文字の多様性;第1章 文字との出会い・文字の使用―金石・木簡・肉筆の美;第2章 奈良から平安の重厚な書―大量の写経文字と三筆の書;第3章 和様の発展と仮名の確立―三跡の筆跡美;第4章 仮名美の分析と名品の数々―仮名の造形美;第5章 実用の書と定家様―藤原定家の目指した仮名とは;第6章 墨跡と天皇家の書―禅僧のもたらした書の新しい魅力;第7章 寛永の三筆と唐様・和様―江戸時代初期の新鮮な書風と誰もが書きやすい文字;第8章 定家様文化と書のデザイン―形式美と江戸の飾り文字;第9章 日本文化と仮名文字、書の造形美―仮名文字の再評価と芸術書
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703419-8   4-04-703419-3
書誌番号 1108000808
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108000808

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