人生の最終章をあったかい空間で --
佐藤伸彦 /著   -- 文藝春秋 -- 2008.4 -- 19cm -- 237p

資料詳細

タイトル 家庭のような病院を
副書名 人生の最終章をあったかい空間で
著者名等 佐藤伸彦 /著  
出版 文藝春秋 2008.4
大きさ等 19cm 237p
分類 490.4
件名 医療
著者紹介 昭和33年東京生まれ。国立富山大学薬学部卒業後、同大学医学部卒。平成2年同大学和漢診療学教室の研修医を皮切りに、成田赤十字病院、飯塚病院神経内科などを経て、砺波サンシャイン病院で副院長として高齢者医療に関わる。現在は市立砺波総合病院地域医療部所属。
内容紹介 患者との会話を記録し、葬儀の時に、アルバムとともに遺族に贈呈する病院がある。全国注視の施設「ナラティブホーム」を紹介し、新しい高齢者医療を提言。理想の終末期病院の物語。
要旨 富山県の一隅・砺波市に全く新しい高齢者医療住居が誕生する。在宅でも、病院でもない。家族とゆっくりそのときを迎える空間、ナラティブホーム。そこでは、家族とスタッフと医師が一緒になって、患者の元気なときからの生活史を作成します。ナラティブアルバムと呼ばれる生活史を作ると、スタッフも患者を一人の人格として扱うようになりました。カルテには、高齢者のつぶやきを細大漏らさず記録し、ナラティブシートとして家族に読んでもらいます。第三者にはまったく無意味なつぶやきも、遺族にとってはとても意味のあるものなのです。そして、医師は患者の葬儀にも参列して、経過の報告をします。医師が葬儀に出席する理想の終末期病院の物語。
目次 第1部 ナラティブ―患者と語り合う医療(人は人生の中でいろいろな別れを経験する;ナラティブ;人には尊厳をもって接しなさい?);第2部 やさしさの仕掛け(やさしさは本能ではない;ナラティブアルバム;ナラティブシート;新しい病衣―スッポりん;食事がとれない患者さんの食事;人が安心して死ねる住まい―ナラティブホーム);第3部 終末期の中に見えてくるもの(患者を関係性の中でとらえる;語れない人のナラティブ;死生観);第4部 死を生の延長としてとらえる医療(医療の中の看取り;文化としての看取り;通夜と主治医と死の文化)
ISBN(13)、ISBN 978-4-16-370120-2   4-16-370120-6
書誌番号 1108025326
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108025326

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