角川叢書 --
堀切実 /著   -- 角川学芸出版 -- 2008.5 -- 20cm -- 233p

資料詳細

タイトル 『おくのほそ道』時空間の夢
シリーズ名 角川叢書
著者名等 堀切実 /著  
出版 角川学芸出版 2008.5
大きさ等 20cm 233p
分類 915.5
著者紹介 1934年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。フェリス女学院大学助教授、早稲田大学教授を経て、早稲田大学名誉教授。専攻は、近世文学・俳文学。
内容紹介 400字詰め原稿用紙40枚ほどの「おくのほそ道」は、どういう点で日本を代表する名作といえるのか。史学・民俗学・宗教学などの成果を取り入れ、漂泊観・文学空間をキーワードに、広く文化史的にこの作品を分析。
要旨 四〇〇字詰め原稿用紙にしてわずか四〇枚ほどの『おくのほそ道』はどういう点で日本を代表する名作といえるのか。それを探るために、文学としてのアプローチをはじめ、史学・民俗学・宗教学・認知科学などの成果を取り入れ、漂泊観・文学空間をキーワードに広く文化史的にこの作品を分析する。連句の展開との相似という視点では“曖昧の美学”の追究、“意味の焦点”の連続性を提示し、外国文学や映像文化などとの比較文化論の観点からは“漂泊遍歴民”ではない“遍歴遊行民”としての芭蕉を浮き彫りにするなど、さまざまな方法を通して、『おくのほそ道』は日本人の精神の基本にかかわる言語空間である、ということを明らかにする。
目次 第1部 『おくのほそ道』と日本文化論(『おくのほそ道』序章の漂泊観;『おくのほそ道』の文学空間―短詩型的紀行文学としての特質;『おくのほそ道』を連句的に読む―主題・構成論へ向けて);第2部 比較文化論の視点から(芭蕉とアンデルセン―『おくのほそ道』の比較文学的考察;遊行と漂泊―芭蕉と金笠;マンガ『おくのほそ道』論―言語文化と表象文化)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-702139-6   4-04-702139-3
書誌番号 1108033333
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108033333

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 915.5 一般書 利用可 - 2040826982 iLisvirtual
中央 書庫 915.5/86 一般書 利用可 - 2049423732 iLisvirtual