ちくま新書 --
倉都康行 /著   -- 筑摩書房 -- 2008.6 -- 18cm -- 252p

資料詳細

タイトル 金融vs.国家
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 倉都康行 /著  
出版 筑摩書房 2008.6
大きさ等 18cm 252p
分類 338
件名 金融
注記 文献あり
著者紹介 1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、ロンドン等で国際資本市場業務に携わった後、97年よりチェースマンハッタンのマネージングディレクター。現在、PRテック代表取締役、産業ファンド投資法人執行役員、フィスコ非常勤取締役を兼務。日本金融学会会員。
内容紹介 国家はどのように金融に関わってきたのか。規制と自由はいかにバランスされてきたのか。歴史的な思考を用いて、国家と金融の連立方程式を読み解き、現代日本の金融を展望する。
要旨 国際金融はリアリズムの世界である。そこでは国家の思惑がぶつかりあい、さまざまな「力学」が交差する。大航海時代の15世紀も、ロスチャイルド家が活躍した18世紀も、人民元やオイルマネーが跋扈する21世紀も、その構図はさして変わらない。むしろ、サブプライム禍以後、市場では国家の役割がいっそう大きくなりつつある。もはや金融は、国家プロジェクトなのである―。国家はどのように金融に関わってきたのか。規制と自由はいかにバランスされてきたのか。歴史を振り返り、日本の金融のあるべき姿を考える。
目次 第1章 金融力の競争時代―金融と国家の位相(軍事力と金融力;金融は有益な機能なのか ほか);第2章 国際金融の力学―どのように発展してきたか(国際金融はどのように始まったのか;資金はどのように資本化されたか ほか);第3章 金融の現代史―国家は推進力になりうるか(国際金融危機はどう切り抜けられたか;米国による金融の制度設計 ほか);第4章 金融力拡大戦略―各国は金融をどう捉えているのか(日本の失敗から学ぶ中国;スイスはなぜ金融立国となったのか ほか);第5章 日本の金融力再考―金融戦略に無関心な日本(「金融鈍感力」の大きな弊害;制度設計力の重要性 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06428-8   4-480-06428-1
書誌番号 1108041454
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108041454

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