歴史的仮名遣vs現代仮名遣 -- 平凡社新書 --
白石良夫 /著   -- 平凡社 -- 2008.6 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル かなづかい入門
副書名 歴史的仮名遣vs現代仮名遣
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 白石良夫 /著  
出版 平凡社 2008.6
大きさ等 18cm 238p
分類 811.56
件名 かなづかい
注記 文献あり
著者紹介 1948年愛媛県生まれ。九州大学文学部卒、同大学院修士課程修了。大学教員を数年勤めた後、83年文部省入省。以来、国語教科書の検定に従事しながら、研究活動を続ける。専攻は国語国文学。
内容紹介 みんなが書く現代仮名遣は古き良き日本を圧殺する蛮行なのか。「古き良き日本を守るために新仮名遣じゃなくて旧仮名遣で書こう」。この主張の迷妄を解き、仮名遣の歴史と本質をわかりやすく語る。
要旨 旧かな愛好者たちが言うように、いまや定着した「現代仮名遣」は日本語の伝統を破壊する蛮行なのか?けれども、定家にはじまり、契沖が大きくすすめた「仮名遣」の歴史をふりかえってみれば、貫之だって空海だって、紫式部の兼好も西鶴も、「歴史的仮名遣」で書いているわけではない。「仮名遣」は表記の規則―あたりまえの立場から「かなづかひ」をめぐる誤解と幻想のもやをはらう。
目次 第1章 仮名遣以前―日本語の音とその表記の歴史;第2章 生みの親は定家―仮名遣の誕生;第3章 学問的根拠は絶対か―定家仮名遣の論理;第4章 いにしえびととの交感―契沖仮名遣の世界;第5章 悪魔の規範―歴史的仮名遣の非実用性;第6章 残された課題―現代仮名遣解説;第7章 伝統を捏造するな―文化人たちのノスタルジー;第8章 新仮名遣で古典を書く―表記の規則だから
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85426-8   4-582-85426-5
書誌番号 1108042909
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108042909

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