二十一世紀国際社会の構造 --
渡邊啓貴 /著   -- 有斐閣 -- 2008.7 -- 20cm -- 272p

資料詳細

タイトル 米欧同盟の協調と対立
副書名 二十一世紀国際社会の構造
著者名等 渡邊啓貴 /著  
出版 有斐閣 2008.7
大きさ等 20cm 272p
分類 319.5303
件名 アメリカ合衆国-対外関係-ヨーロッパ
注記 並列タイトル:Cooperation and rivalry of Euro-American alliance
注記 索引あり
著者紹介 1954年福岡県に生まれる。78年東京外国語大学外国語学部卒。80年東京外国語大学大学院地域研究科修士課程修了。83年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。86年パリ第一大学大学院国際関係史研究科博士課程修了。(財)世界経済調査会研究員等を経て、東京外国語大学教授。
内容紹介 英米間が「特別の関係」と言われる半面で米欧関係は確執に満ちている。米欧関係とはいかなる関係であり、米欧同盟とはいかなる同盟なのか。米西戦争からイラク戦争後に至る米欧関係を分析・考察する。
要旨 英米「特別の関係」が言われ、協調の歴史と考えられる米欧関係は、他方で自立や競争の時期が潜むジレンマの構造を持つ。ヨーロッパは、EUとして一体性をも増している。それでいて米欧には、歴史・文化を共有してきたことによる共通の価値観と、世界秩序の形成と維持に対する責任感についての共通認識があり、互いにそれを意識して行動する。では、米欧関係とはいかなる関係であり、米欧同盟とはいかなる同盟なのだろうか。米欧の力関係が逆転した米西戦争(一八九八年)から、イラク戦争とその後に至る時期について米欧関係を分析・考察し、国際社会の基層を成す大西洋関係の影響力を考える。
目次 第1章 力関係の逆転と覇権的協力関係;第2章 「新冷戦」から冷戦の終結へ;第3章 覇者の責任と驕り;第4章 対立と和解―イラク戦争をめぐる米欧関係;第5章 超大国の普遍的論理と行動―どのようにして優位性を維持していくのか;第6章 多極的世界と多国間主義の論理と限界;終章 「安全保障共同体」としての同盟とグローバルな見識
ISBN(13)、ISBN 978-4-641-17345-3   4-641-17345-1
書誌番号 1108049698
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108049698

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