江戸の治者意識 -- 平凡社選書 --
小川和也 /著   -- 平凡社 -- 2008.8 -- 20cm -- 390p

資料詳細

タイトル 牧民の思想
副書名 江戸の治者意識
シリーズ名 平凡社選書
著者名等 小川和也 /著  
出版 平凡社 2008.8
大きさ等 20cm 390p
分類 311.21
件名 政治思想-日本-歴史-江戸時代
著者紹介 1964年群馬県生まれ。成蹊大学文学部卒。編集者を経て、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。専攻、日本近世史・日本思想史。現在、一橋大学大学院社会学研究科特任講師、桜美林大学国際学部非常勤講師。
内容紹介 江戸時代、武装集団から統治者に変わった領主たちは何を考えていたか。中国伝来の行政指南書の受容の変遷から「民をやしなう」思想を変奏させながら近代に辿りつく軌跡を追う気鋭の論考。近世領主層の治政観の変遷。
要旨 幕府の大老から藩の代官まで、中国伝来の『牧民忠告』を読んで考えた。譜代大名として徳川体制を護持するには?ありうべき将軍像とは?饑饉の時代に「民を牧(やしな)う」明君と、その手足たる民政官とは?書物の読み替えをたどることで見えてくる、近世領主層の治政観の変遷。
目次 序章 「平和」の世と「牧民之書」;第1章 「領主」の思想―近世前期・『牧民後判』・伊勢桑名藩主松平定綱の領主思想;第2章 あらまほしき将軍の治―「天和の治」・『牧民忠告諺解』・大老堀田正俊;第3章 朝鮮本の影響―近世日本の政治文化・密陽本と『吏民秘要諺解』『民間備荒録』;第4章 藩政改革の思想―天明期・『和語牧民忠告』・越後長岡藩家老山本老迂斎;第5章 代官の政治―天明期・『牧民忠告解』・尾張藩参政人見〓(き)邑と大代官樋口好古;第6章 「興国」のために―幕末・『牧民心鑑解』『牧民心鑑訳解』;終章 「牧民之書」と近代化
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-84229-6   4-582-84229-1
書誌番号 1108057766
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1108057766

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 311.2/276 一般書 利用可 - 2041136777 iLisvirtual
書庫 311 一般書 利用可 - 2041038511 iLisvirtual