学術選書 --
佐藤文隆 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2009.2 -- 19cm -- 315p

資料詳細

タイトル アインシュタインの反乱と量子コンピュータ
シリーズ名 学術選書
著者名等 佐藤文隆 /著  
出版 京都大学学術出版会 2009.2
大きさ等 19cm 315p
分類 421.3
件名 量子力学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1938年生まれ。60年京都大学理学部卒、京都大学助手、助教授、教授、京都大学基礎物理学研究所長、京都大学理学部長、日本物理学会会長、日本学術会議会員、甲南大学教授を歴任。京都大学名誉教授。一般相対論、宇宙物理を専攻。湯川記念財団理事長。仁科記念賞受賞。
内容紹介 アインシュタインが提起した「EPR」。量子力学の創業者自身が問題にしたパラドックスが、いま情報研究では疑いもせず使われる。真理か実用かの間で揺れる現代科学の底流に、理論物理学の泰斗がスリリングに迫る。
要旨 「同じモノやコトが、同時に複数の姿をとる」などあり得るのか?―アインシュタインが提起したパラドックス“EPR”。量子力学の創業者たちを当惑させた「理論」が、21世紀の先端技術を目指す量子情報研究で「何の疑いもせずに」使われている。真理と制度をめぐり“科学とは何か”で揺れる現代科学の転換期を、「物理学の世紀」で消されたマッハにまで遡り、“物理帝国の埋蔵金”を理論物理学の泰斗がスリリングに描く。
目次 第1章 「起こる」と「知る」の差EPR―パラドックス;第2章 アインシュタインと量子力学―創業者の反逆?;第3章 量子力学解釈問題小史―「世界」と「歴史」の作り方;第4章 力学理論の構造―「起こる」か?「ある」か?;第5章 量子力学理論の切り分け―hのない量子力学;第6章 量子力学とマッハの残照;第7章 「非決定論」のウイーン;第8章 湯川秀樹にとっての量子力学;第9章 確率と不安―ランダムか情報不足か;第10章 「科学」という制度をマッハから問う
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-841-9   4-87698-841-2
書誌番号 1109010885
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109010885

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