女性教祖と救済思想 -- MC新書 --
安丸良夫 /著   -- 洋泉社 -- 2009.5 -- 18cm -- 318p

資料詳細

タイトル 出口なお
副書名 女性教祖と救済思想
シリーズ名 MC新書
著者名等 安丸良夫 /著  
出版 洋泉社 2009.5
大きさ等 18cm 318p
分類 169.1
個人件名 出口直
注記 年譜あり
著者紹介 1934年富山県生まれ。専攻=日本思想史。京都大学大学院国史学専攻博士課程修了。一橋大学名誉教授。
内容紹介 窮乏の果ての神がかりによって、幕末から明治にかけて誕生した民衆宗教の1つ「大本教」の開祖となった、出口なおの評伝。近代日本の暗部を告発して止まなかった出口なおとその思想について深く鋭く考える。
要旨 無学文盲の出口なおは、極貧生活の中である日突然神がかりをし、激しい神の言葉を「筆先」という形で民衆に伝え始めることになる。大本教の誕生である。なおが生きたのは、幕藩体制の動揺・解体から明治維新をへて、日本の近代社会が成立し、さらにいったん確立した体制の動揺と矛盾が誰の目にも明らかになった時代である。しかし、天皇制国家による国民意識の統合が、「文明開化」や「富国強兵」などの驚異的ともいえる達成を成し遂げていた、そのような時期になおが終末観を抱き続けたことは、驚くべきことである。
目次 1 生いたち;2 苦難の生活者として;3 内なる声;4 告知者として;5 零落れた神たち;6 出会いと自認;7 近代化日本への憤激;8 天下の秋
ISBN(13)、ISBN 978-4-86248-377-5   4-86248-377-1
書誌番号 1109033070
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109033070

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