ラス・カサスから現代まで --
河野和男 /著   -- 明石書店 -- 2009.6 -- 20cm -- 276p

資料詳細

タイトル キリスト教・組織宗教批判500年の系譜
副書名 ラス・カサスから現代まで
著者名等 河野和男 /著  
出版 明石書店 2009.6
大きさ等 20cm 276p
分類 192
件名 キリスト教-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1941年大阪生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。83年タイに移りCIATのアジア・キャッサバ・プログラム設立。98年帰国、神戸大学農学部教授を経て、2004年定年退官。タイ国最高位三級勲章、日本・外務大臣表彰、日本農学賞、読売農学賞ほか内外の賞を多数受賞。
内容紹介 民族間の極端な境遇の違いは、人類進化の過程で出会った自然条件の差に加え、歴史の偶然として出会った組織宗教の違いにも起因する。本書は、哲学者たちの思想に、著者個人の定点観測的経験を交えた記録と提言の書。
要旨 キリスト教の教義そのものには疑問を持たなかったものの布教を口実にしての先住民の文化の破壊と殺戮に異を唱えたバルトロメ・デ・ラス・カサス、支配の道具としてのカトリック教会に反するだけでなくカトリックの教義そのものに異を唱えたホセ・リサール、カトリック教の強固な呪縛から多大のエネルギーを費やして脱出し自由を得ることで大文学者となることができたジェームス・ジョイス、そして神の存在そのものが無根拠であり組織宗教は人類に幸せよりはるかに多くの不幸をもたらしていると説くリチャード・ドーキンスに代表される現代の哲学者たち。本書はこれらの人たちの思想に著者個人の定点観測的経験を重ね合わせた記録と提言。
目次 第1章 ラス・カサスとコンキスタドーレス;第2章 リサールとカトリック教会;第3章 ジョイスと宗教の呪縛;第4章 ドーキンスと組織宗教;第5章 新宗教とカルト;第6章 神の名のもとで;第7章 「行く河の流れは絶えずして」―一周遅れは誰なのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-3005-1   4-7503-3005-1
書誌番号 1109048915
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109048915

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 192/57 一般書 利用可 - 2049893984 iLisvirtual