離散を架橋するために --
赤尾光春 /編著, 早尾貴紀 /編著, 臼杵陽 /監修   -- 明石書店 -- 2009.7 -- 19cm -- 464p

資料詳細

タイトル ディアスポラから世界を読む
副書名 離散を架橋するために
著者名等 赤尾光春 /編著, 早尾貴紀 /編著, 臼杵陽 /監修  
出版 明石書店 2009.7
大きさ等 19cm 464p
分類 334.4
件名 移民・植民 , 民族問題
著者紹介 【赤尾】1972年生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了。大阪大学人間科学研究科特任助教。ユダヤ文化研究、文化人類学。
内容 内容: 「方法としてのディアスポラ」の可能性   臼杵陽著
内容紹介 西洋近代において周縁化されたユダヤ、アルメニアから、東アジアの歴史空間を浮動する回族、在日、沖縄・奄美まで、国民国家に回収されない人々の離散を架橋する、脱領域的「ディアスポラ」から世界を読み解く書。
要旨 西洋近代において周縁化されたユダヤ、アルメニア、カルムイク、ブラック・アトランティックから、東アジアの歴史空間を浮動する回族、華僑、朝鮮、在日、沖縄・奄美まで、国民国家に回収されない人びとの離散を架橋する、脱領域的「ディアスポラ学」の試み。付録として、ロジャーズ・ブルーベイカーの論考「『ディアスポラ』のディアスポラ」を、全訳し収録した。
目次 序論 「方法としてのディアスポラ」の可能性;序 ディアスポラについて、つねに複数として、かつ横断的に思考する;1 ディアスポラと西洋近代(追放から離散へ―現代ユダヤ教における反シオニズムの系譜;故郷を創る―アルメニア近代史に見るナショナリズムとディアスポラ;「三度目で最後の大陸」にいたるまで―カルムイク・ディアスポラの四〇〇年;ユダヤ・ディアスポラとブラック・ディアスポラ―比較・類比・鏡;ディアスポラと本来性―近代的時空間の編制と国民/非国民);2 東アジアにおけるディアスポラ(序 「振り返ってみると」と「ふと気がつくと」―ディアスポラを書くことの認識論;離散と集合の雲南ムスリム―ネイション・ハイブリディティ・地縁血縁としてのディアスポラ;韓国華僑の外なる「故郷」と内なる「祖国」;民族と国民のあいだ―韓国における在外同胞政策;否定の民族主義のゆくえ―在日朝鮮人とディアスポラ;「脱線」からアチャラカへ―下町の「辺境」三ノ輪“界隈”の文化);付録「ディアスポラ」のディアスポラ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-3011-2   4-7503-3011-6
書誌番号 1109049388
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109049388

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