「神なき時代」の模索 -- 岩波新書 --
徳永恂 /著   -- 岩波書店 -- 2009.9 -- 18cm -- 240p

資料詳細

タイトル 現代思想の断層
副書名 「神なき時代」の模索
シリーズ名 岩波新書
著者名等 徳永恂 /著  
出版 岩波書店 2009.9
大きさ等 18cm 240p
分類 134.9
件名 ドイツ哲学
著者紹介 1929年生まれ。51年東京大学文学部卒。62~64年フンボルト研究員としてドイツへ留学、アドルノに師事。76年イスラエルへ研究留学。北海道大学助教授、大阪大学教授を経て、大阪大学名誉教授。専門は現代ドイツ哲学・社会思想史。
内容紹介 神は死んだ…。ニーチェの宣告によって、西欧思想の流れに生じた「断層」。思想家たちは、その後の「神なき時代」にどのように立ち向かったのか。ウェーバー、フロイト、アドルノなどの未完の主著から読み解く。
要旨 神は死んだ―ニーチェの宣告は、ユダヤ・キリスト教文化を基層としてきた西欧思想に大きな深い「断層」をもたらした。「神の力」から解き放たれ、戦争と暴力の絶えない二〇世紀に、思想家たちは自らの思想をどのように模索したか。ウェーバー、フロイト、ベンヤミン、アドルノ、ハイデガーらの、未完に終った主著から読み解く。
目次 第1章 マックス・ウェーバーと「価値の多神教」(ウェーバーの人間像―その詩と真実;アメリカへの旅で経験したこと;経済史から文化史を経て普遍史へ―キリスト教の意味;運命としての「合理化」のゆくえ);第2章 フロイトと「偶像禁止」(イタリアへの旅;ユダヤ教と偶像禁止;ミケランジェロのモーゼ像;『人間モーゼと一神教』―「父親殺し」として;アイデンティティの自発的解体);第3章 ベンヤミンと「歴史の天使」(ベンヤミンの方法、あるいは方法としてのベンヤミン;「ユダヤ神学」と「マルクス主義」―「歴史の概念について」の読解;「新しい天使から歴史の天使」へ;純白の未来―時間論の地平で);第4章 アドルノと「故郷」の問題―ハイデガーとの対決(アドルノ対ハイデガー;キルケゴールと美的なものの構成;『啓蒙の弁証法』の成立;「故郷」の非神話化);断層の断面図あるいは、「大きな物語」の発掘―あとがきに代えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431205-5   4-00-431205-1
書誌番号 1109071174
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109071174

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