ヴィクトリア朝を準備した「芸術の庇護者」 --
君塚直隆 /著   -- 中央公論新社 -- 2009.12 -- 20cm -- 214p

資料詳細

タイトル ジョージ四世の夢のあと
副書名 ヴィクトリア朝を準備した「芸術の庇護者」
著者名等 君塚直隆 /著  
出版 中央公論新社 2009.12
大きさ等 20cm 214p
分類 288.4933
個人件名 ジョージⅣ
注記 文献あり
著者紹介 1967年東京都生まれ。立教大学文学部卒、93~94年オクスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学客員教授等を経て、現在神奈川県立外語短期大学教授。専攻、イギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。
内容紹介 リージェント・ストリートを計画し、バッキンガム宮殿を今の規模に改築した「浪費王」ジョージ4世。放蕩三昧で評価の低い国王の事績を積極的に見直し、その治世を再評価する歴史読物。
要旨 一九世紀前半、イギリスで摂政時代と呼ばれる時期があった。病で執務不能になった国王ジョージ三世に代わって、皇太子(のちのジョージ四世)が摂政だったためである。彼は、ナポレオン戦争後の国力疲弊の折でも、莫大な費用を惜しまずロンドン市街を改造、バッキンガム宮殿を現在の規模に造営し直し、大英博物館やナショナル・ギャラリーなどを整備した。そして、自ら選び抜いた美術品でそれらを飾っていった。ヴィクトリア朝でイギリスが真に世界の覇者となった背景には、この時代の基礎固めがある。放蕩三昧で評価の低い国王の事績を積極的に見直し、「ダンディの時代」の魅力を伝える一冊。
目次 第1章 ジョージ四世とは誰か?(混乱のさなかの皇太子誕生;謹厳な父王と恋多き王子 ほか);第2章 国王陛下の「帝都」ロンドン(カールトン・ハウスの改築;ジョン・ナッシュとの出会い ほか);第3章 国王陛下の芸術大国(イギリス美術の後援者;王立美術院の拡充 ほか);第4章 国王陛下の儀礼帝国(豪奢な戴冠式の挙行;華麗なる大晩餐会 ほか);第5章 ジョージ四世の後継者たち(ヴィクトリア女王の登場;女王夫妻のスコットランドへの愛着 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004082-5   4-12-004082-8
書誌番号 1109091712
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1109091712

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中央 書庫 288.4/736 一般書 利用可 - 2043924845 iLisvirtual